人間の身体は実に良くできていると思う。


元夫と暮らしていた頃は感情を無にできていた。


多少の事ではダメージを受けないよう、痛まないように脳が心をコントロールできていた。


離婚後の今は、毎日が楽しい今は、些細な事にダメージを受ける。



↑の工事の日。


この日さえ乗り越えれば平穏が戻ると、有給休暇をとり、騒音と埃に食欲をなくしながらトイレを我慢して耐えていた。


「あかん!上が割れた!」と作業員の声が聞こえた。


割れたのは何?治る?不安に思いながら作業終了を待つ。


「責任者の゙〇〇からお話させていただくことがあります」


終了時刻の少し前に作業員に言われた。


暫くしてその〇〇さんが来た。


工事時に洗面所下のパイプ部品を破損したとの事。


部品発注が月曜になってしまい、到着→工事まで洗面所の゙排水ができないと説明された。


最悪の場合、1週間程、洗面所の水道が使用できない。


ストレスに弱くなった私。この時点で絶望。


ハンドソープ、洗顔石鹸、歯磨き用品をキッチンに運ぶ。


部屋に物が無い状態が好きで保っている。キッチンに仮であってもゴチャゴチャ小物を置いて、それが視界に入ると気分が落ち込む。


タオルを持って洗面所とキッチンを往復しながら身支度をする。


今日明日は土日で、家族それぞれ出かける時間帯が異なるが、平日は出勤前に夕食準備をする私と洗面所代わりにキッチンの水道を使う家族とで大渋滞になる。


気が重い。憂鬱が続く。


そして工事後、夜に洗濯機を使おうとすると…


蓋が開かない。


元の位置とズレていたようで水栓の出っ張りに蓋が当たって全開できない。


洗濯パンと壁の間に今まで無かった隙間ができている。


〇〇さんに連絡をし事情を話す。


この件は今日の午前に早速対応して頂けた。


再度、洗濯機と洗濯パンを移動させて下さり解決した。


洗面所の再工事が終わるまでストレスに耐える。


これ以上の嫌な事は起こりませんように。