Tupizaの人々 | memorias pasadas

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ここに生まれ住んでいる人々をTupiceño(ña)と言いますが、これらの人々の特徴について書いてみましょう。

とにかく「おらが村」精神が強い印象です。これはボリビア全土にわたってそんな気がします。会う人会う人みんなに「Tupizaは好きか?」と質問されます。そして、みんな口を揃えて「大都市よりも静かで安全だし自然も豊かで言うことないだろう。観光客も多いし。」と。そして各々の家や町の食堂にはTupizaのいいところを紹介したポスターが必ずと言っていいほど張ってあります。

「観光客が多い」ということについてですが、旅行ガイドブックとしては世界中であまりにも有名なLonly Planet ボリビア版の巻頭写真がここTupizaの荒野なのです。欧米人観光客は、アルゼンチンからボリビアに入国あるいはアルゼンチンへ抜ける経由地としてここに数日とどまることがあり、ウユニ塩湖へのツアーに参加したり、馬に乗って荒野を見に行くツアーに参加したりしています。

町が小さいので、人々はみんな知り合い。同僚と町を歩いていると、すれ違う人みんな知り合い。僕ら日本人は(この街に3人しかいない)どうやっても目立つので、どこで何をしているかすべて把握されています。どこの店にいたとか、何していたとか…おそらく言動は筒抜けでしょう。ポジティブに考えれば、みんなとお友達になれるということでしょうか(笑)

人々は保守的?というか外の世界に目を向けている人が少ない印象です。あまり周りを気にしないというか、外のものを受け入れないというか…あくまでも印象ですが。一方で鉱山労働者達は、時に道路封鎖などを実施したり強行手段に出ることもあるそうです。若い鉱山労働者はドラッグに溺れているとか…そんな情報もあります。

僕らから見れば、「陸の孤島」であるTupiza。物資も不足しているし、インターネット接続も不良で情報不足、おまけにどこの都市に行くにも1日-2日がかり。でもここに住む人々はそこに不便さを感じずに幸せに生活をしている(すべてがそうではないですが…)ように見受けられます。「人生で何が一番大切なのか?」とか「何をしている時に幸せを感じるか?」と聞いてみると、ほぼ9割が「家族」と答えます。人生の幸福感について考えさせられる機会が非常に多いです。今までの旅や海外滞在の経験から、物質的に豊かであることが必ずしも幸せにつながるとは限らないということは強く感じるのですが…世界は広く様々な人々の生活があります。

困るのは休日の過ごし方。娯楽が全くないので、スポーツをするか、バーベキューか、酒を飲むか。しかありません(僕の家にテレビはない)。
なので、毎週のようにサッカーやバスケ、飲み会に誘われます。この前ボリニアに来て初めてバスケをして本気で走りました(笑)。高度の影響から持久性に乏しく使いものになりませんでした。
飲酒も気をつけないといけません。高度の問題から早く酔いが回るということもありますが。こちらの人々の飲酒量といったら半端じゃありません。しかもアテなしで何時間も飲み続けるから付き合いも程々にしないと…といった感じです。

あくまでも個人的な印象を綴ってみました。
正直、都市部への出張や旅行を楽しみに辛抱して過ごしているといった感じは否めないのですが、果たして「この街が好きです」と本音で言える日が来るのでしょうか。うーん。