天国からの‥ | HOPE❤︎

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3月13日。
思わずスキップしてしまうほど。
空は晴天。
いつもは不妊治療の助成金申請で行く保健所までの
道のりがあんなにウキウキした事はありません。

手にしたのは、
母子手帳。

採卵しても採卵してもダメだった治療。
もうこれで不妊治療を終えようか‥
どうしようか‥結論は出せずでしたが
夫婦で話し合った、今回の採卵の
ラストの凍結胚。

ランクも良いとは言えなかったので
きっとダメだろうね‥と思っていたら
なんと奇跡の妊娠!

もう飛び上がるほど嬉しくて。


ただ、前回の流産があるので
安心は出来ません。
前回は赤ちゃんの袋が見えて直ぐの流産。
なので、今回は
心拍が確認できるまでは‥と思っていましたが、
それも無事に確認。
やっと手に入れた母子手帳。
嬉しすぎて。


それから2日後。
3月15日、娘を出産した産婦人科に
紹介状と母子手帳を持って受診に行きました。
今日はどんな格好でいるのかな?なんて
ルンルンしながら。

私は、非常勤の先生に診察してもらうことになり
まずはお話。
『不妊治療、よく頑張られましたね!』なんて
声を掛けて頂き、いよいよ産婦人科通いがはじまるのね〜と、ワクワクして。


そこから診察台に座り、診察が始まったら
なんか変。
先生が、ん〜ん〜言って、なかなか言葉を発しない。
で、ちょっと院長先生呼んでくるから
待っててね。と言われ
胸騒ぎが止まりません。

で、2人でなにやら相談してる。

で、やっと発せられた言葉は、
『うえりんさん、残念だけど赤ちゃんの心拍が止まってしまってるよ』
でした。

心拍確認後の流産は
15〜20%らしく、まかさ自分がその中に入るつもりなんてないし、何の覚悟もないし。

ただ、もう頭手足に何となく別れて可愛らしい姿で横たわる我が子の確認に来ただけですけど?
と、ぽか〜んとしてしまって。

そこから、嗚咽ぐらいな勢いで
号泣してしまいました。

これからの事を話しますから
外で少しお待ちくださいと、
外待合で待たされ、妊婦さん達に
すごい勢いで泣く私は、ジロジロ見られ‥。

泣きたくないけど、涙は止まらず。

まず、頭をよぎったのは
娘のこと。
心拍が確認できたから夫婦で話し合い
あまりにも楽しみにしてる娘に
話してしまっていました。

娘になんて言おう‥
『このおもちゃ、大事だけどバブちゃんに
あげるんだ〜』といろんなおもちゃを選んで私に見せて来たり、毎日毎日『元気に生まれて来てね』とお腹を撫でてくれてました。

考えただけでも苦しすぎて。

そうこうしてると、
名前が呼ばれ
手術の説明。
もう、自然には出てこない大きさだから
手術になります。
局所麻酔で、上半身は意識があるままで行いますとか、いろいろ言われ、

最後に
後、吸引するから原形はとどめないからねと
説明されると、より悲しくて苦しくて。
この間まで、ピコピコ心臓動いてたのに。
生きていたのに。


手術の予約を済ませて、
待合室に戻りましたが、ついて来てくれた
姉に、『赤ちゃん死んじゃった』の一言だけ言いました。
それ以上言うとまた号泣してしまいそうだから。

帰りの車で、旦那に電話。
夫婦でとても喜んだだけに、旦那さんの
がっかり感もすごかったです。
そこから、ずーとずーと泣きました。

これまでのこと、
娘に話すこと、
赤ちゃんを出さないといけないこと‥

ただひたすら泣きました。