どうも、NIKKORです。
皆さんご存じの通り、昨日12月28日の1806Aをもって、京急の営業車では最後の界磁チョッパ車となる1521Fと1525Fが運用を離脱しました。
ひとまず最初に、35年間の運用大変お疲れさまでした…
この2編成が離脱となったことで、京急が保有する営業車のVVVF化率が100%となり、非営業も含めると貨車のデト11・12、デト17・18の2編成4両のみとなります。
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さて、本題に入りますが、今回はそんな最後の界磁チョッパ車である1500形の4両編成の写真を何枚か上げて、思い出に浸ろうかと思います。
どれも近年(古くても3~4年前)の写真ばっかですが、どうかご容赦ください。
それでは参りましょう…
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FinePix S9800(SUPER EBC FUJINON LENS 4.3‐215㎜ f/2.9-6.5※35㎜換算24~1200㎜)
f/不明 1/不明 ISO不明 曇り WB:不明 露出補正:不明
焦点距離:不明
まず最初は文庫の浦賀方に留め置かれている1525F。
この写真はコンデジ時代(FUJIFILM FinePixS9800)での写真のため、Exif情報が吹っ飛んでいます。
確か撮影は2020~21年ごろだった気がしますが、今となっては判断材料が全くないので、何とも言えません。
この頃は新1000形20次車の発表もあり、1500形4連の立場が危ぶまれてころだったかと思います。
NikonD5600+
AFーP DX NIKKOR 70ー300㎜ f/4.5ー6.3 G ED VR
f/4.8 1/500 ISO200 曇り WB:AUTO 露出補正:+0.7段
焦点距離:110㎜(35㎜換算:165㎜)R3.7.7 16:01 鈴木町
お次は、一眼レフを手に入れて最初に撮った4S。
アルミ車とは違い、丸みがあり雨樋が張り上げてある鋼製車の1505Fですね。
この頃から、一応意識的に4Sを追っかけ始めました…(と言っても価値で追っかけたわけではないですがね)
撮影設定が頓珍漢なのはご愛敬ですが、一応一眼を手に入れたときからAUTOやP、S、Aは使わず、マニュアル一筋で生きてきました。
何ならコンデジ時代もそうでした、いじれる設定は自分でいじって撮る、それが己のやり方です。
カメラが自動的に設定してくれる機能なんていりません。一眼で全自動は甘e(ry)
NikonD300+SIGMA APO 50-500 EX DG f/4~6.3 HSM
f/6.3 1/250 ISO400 曇り WB:AUTO 露出補正:+0.5段
焦点距離:320㎜(35㎜換算:480㎜)R4.1.23 14:12 屛風浦
お次も1505F。
この頃の4Sはよくこの37レの入っていた記憶があります。
新町始まりの新町終わりの運用だった覚えがあるので、多分間合いで入れさせられてたのかと…
NikonD7100
+AFーP DX NIKKOR 70ー300㎜ f/4.5ー6.3 G ED VR
f/10 1/500 ISO200 曇り WB:AUTO 露出補正:‐0.3段
焦点距離:185㎜(35㎜換算:277㎜)R4.5.14 13:31 八丁畷
お次は1521F、先ほどと同じ37レです。
この頃は暇を見つけては出かけて37レに合わせて撮るみたいなことをしていた記憶が…
そもそも4S以外にも、一足先に旅立っていった5300形5320FにSIEMENS IGBT…追いかけるものがありすぎてホント毎日楽しかったですね。
NikonD7100+Ai AF Zoom Nikkor ED 80‐200㎜ F2.8S
f/2.8 1/400 ISO500 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:200㎜(35㎜換算:300㎜)R4.7.20 18:16 穴守稲荷
お次は鋼製車の1517Fとルシエルのコンビ。
この組成で運用に就いたことを知るや否や、「これは是が非でも撮りに行かなあかんわ」と思い最終的に穴守稲荷で奪取…
回りに同業者が数人いて厳しい状態ではありましたが、最終的にはらしく撮れたので一安心…
NikonD7100+Ai AF Zoom Nikkor ED 80‐200㎜ F2.8S
f/4 1/500 ISO400 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:80㎜(35㎜換算:120㎜)R5.1.25 16:44 金沢文庫
お次は正真正銘1500形のトップナンバー1501F。
夕方の増結車の入れ替えを行っているところを偶然見かけ撮影しました。
しかし、これ以降縁がなかったのか、営業運転するところを撮影する機会がなく、結局この日撮った写真が1501Fの最後の写真となってしまいました。
NikonD7100+Ai AF Zoom Nikkor ED 80‐200㎜ F2.8S
f/4 1/1250 ISO100 晴れ WB:AUTO 露出補正:‐0.3段
焦点距離:185㎜(35㎜換算:370㎜)
R5.2.12 15:41 金沢文庫ー金沢八景
お次は文庫ー逗子・葉山間の区間ローカルで現れた1521F。
メッチャクチャいい写真なのにシャッタースピードが微妙に高かったせいで少し切ってしまって大後悔。
まぁ撮れてればいいんだよ撮れてれば…()
NikonD7100+Ai AF Zoom Nikkor ED 80‐200㎜ F2.8S
f/4 1/640 ISO100 晴れ WB:AUTO 露出補正:‐0.7段
焦点距離:160㎜(35㎜換算:240㎜)R5.2.23 10:07 杉田
続いては、何度かブログで出していますが、4S同士のエア急運用です。
この組み合わせになることは非常に稀で、自分も何とかバイト前の時間に撮影することができました。
結局4S×2の運用を撮ったのはこれが最初で最後でしたね。
NikonD7100+AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D
f/5.6 1/250 ISO400 晴れ WB:ビビット 露出補正:±0段
焦点距離:75㎜(35㎜換算:112㎜)R5.4.26 15:30 金沢文庫
金沢文庫での2ショット。
何故か色が濃く出ていますが、これは自分がピクチャーコントロールの設定をビビット設定していたのを切り替え忘れたからですね…はい…完全にやらかしました。
余談ですが、これの一月ほど前、最後まで残っていた鋼製車である1501Fと1517Fが、共に久里浜まで旅立っていきました…
残るはアルミ車の1521Fと1525Fのみとなります。
NikonD7100+AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D
f/6.3 1/800 ISO500 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:55㎜(35㎜換算:82㎜)R5.9.13 16:13 杉田
秋口とはいえまだまだ猛暑が続く9月中旬。
この頃になると新1000形1501Fも運用に入り1500形6連の廃車も始まりました。
残りは絶賛製造中の1701Fの出場を待つばかり…
刻一行と足音が近づいていることを感じながら撮っていました。
NikonD7100+Ai AF Zoom Nikkor ED 80‐200㎜ F2.8S
f/6.3 1/800 ISO1250 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:80㎜(35㎜換算:120㎜)R5.9.26 18:24 杉田
1525Fの快特運用。
実は快特運用に就く4Sを撮影したのは今回が最初で最後でした。
実際はもっとチャンスがあったのに…
正直後悔しています。
NikonD7100+AF‐S DX NIIKOR 55‐300㎜ f/4.5-5.6G ED VR
f/25 1/80 ISO250 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:185㎜(35㎜換算:277㎜)
R5.10.6 14:34 神奈川~横浜
横浜駅の横を流れる帷子川の月見橋付近で撮影した1525F。
横浜駅周辺の新しい写真スポットの開拓中に偶然撮影しました。
なんやかんやで気に入ってます。
NikonD7100+
SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical [IF]
f/2.8 1/200 ISO1000 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:32㎜(35㎜換算:48㎜)R5.10.18 23:27 神武寺
もう終車に近いころ、22時台に1本のみ設定されている神奈川新町から逗子・葉山まで向かう4連の単行普通。
行きは自分の最寄である神武寺まで乗り、帰りの文庫行きをそこで迎え撃ちます。
NikonD7100+AF‐S DX NIIKOR 55‐300㎜ f/4.5-5.6G ED VR
f/5.6 1/800 ISO160 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:300㎜(35㎜換算:600㎜※対DX1.3×クロップ使用)
R5.11.22 9:04 金沢八景
この写真は記憶に新しいですね。
エアポート急行運行終了記念の「さようならエアポート急行HM」
まさかその掲示編成に1525Fが選ばれるとは思ってもみませんでした。
でも、HM掲示編成に入れてくるあたり、やっぱフラグだったのかもしれません…
金沢八景では20人くらいの同業者+たくさんの見物人が出迎えていました。
NikonD7100+AF‐S DX NIIKOR 55‐300㎜ f/4.5-5.6G ED VR
f/5.6 1/1250 ISO200 晴れ WB:AUTO 露出補正:±0段
焦点距離:116㎜(35㎜換算:174㎜)R5.11.22 11:35 六浦
その後友人も召喚し、六浦で一緒に撮影…
HMもバッチリです!!
そして…
これが最後の撮影でした…。
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あとがき
さて、長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的に1500形の4連は、所属が新町ということもあり、本当に出会うことがなかなか無く、今思えばもっと能動的に動いて撮影していけばよかったなと少々後悔しています。
ですが、後悔しているとはいえ、全く撮れてないということはありません。
少なくとも”彼らがそこに走っていた”という軌跡は記録することができたと個人的には思っています。
1500形は、1000形に代わる他社線直通用車両として1985年にデビューしました。
その後、本命の直通運用は1600番台や1700番台が担うようになり、1500形の初期編成はもっぱら本線や大師線周りの運用など、あまり目立たないところでの運用がほとんどとなりました。
このままひっそり引退していくのかなと…
誰もがそう思っていたでしょう。
でも最末期の4Sたちは実に輝いていました。
アルミ車は快特や特急の増結として積極的に使われ、120㎞運転ができない鋼製車も、朝晩の特急や日中のエアポート急行など…
まさに「最期の輝き」というに相応しい走りを僕らに見せつけてくれたと思います。
しかも、最終運用は廃回運用ということもあり、花形の快特運用を2編成一緒に走り切ってくれたということで…
彼らに贈られた最後の花道…自分もこの目で見たかったッ…!!
1500形4両編成の歴史は、ここで終わりになりますが、まだ6両編成と1700番台は元気に走り続けてくれています。
自分は、最後まで頑張って記録をしていく予定ですので、なにとぞよろしくお願いします。
1521F、1525F。
35年間、本当にお疲れさまでした。
そして…
ありがとうございました!!
おわり(※最後の写真6Sだけど素材無かったから勘弁して…)
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