あの夏の日

この季節になると思い出すんだ。

あのときの感覚。

夏の晴れた日。

柴又の花火。

自転車で家と家を往復した日々。

銀河鉄道の夜。

箒星。

前髪をばっさり切った。

カルト宗教。

買わされたウィルコム。

葛商。

文化祭。

あの笑顔。

プリズンブレイク。

あの電話。

無理して冷たいふりしてた君。

ふー、いつまでもこの部分だけは成長しないなー。

大事な思い出だ。

あれくらいから僕は変になったな。

自分のやり方がわからないんだ。


iPhoneからの投稿

さようなら。

馬鹿だなぁ。

急いで逝くなんてさ。

苦しかったんだよね。

君が逝く前から君を救ってあげられるなんて思ってなかったけど

君ともっともっと酒を呑んで笑いたかった。

あんなにたくさん笑ってたのにさ。

急ぎすぎだよ。

おれがそっちに逝くまでまだまだ長いだろうけどさ、

こんどは君がそっちでは先輩なんだからいろいろ教えてくれよな。

いままでありがとうな。

少しの間お別れだ。

おれはお迎えがくるまでこっちにいることにするよ。

さようなら。かず。



iPhoneからの投稿

。

嫌だ

もう友達が死ぬのはやだ

生きててください






iPhoneからの投稿

やめないよ。

あれから一ヶ月。

毎日職場以外ではいつ試合してもいいように身体作りを行っている。

怠けていた自分はもう止めた。

あんな悔しくて情けない思いするなら毎日どんなに忙しくても身体のケアを怠らないことくらいやるよ。

プロのようにはいかないけどさ、食事と筋肉と血の巡りに気をつけるくらいはできる。

それを一ヶ月続けただけで身体のキレが全く違う。

去年の秋に自分を変える努力ばかりしてきた。

いま実を結びつつある。

やっとスタートラインに立てた。

「目の前にあることに一生懸命取り組むこと。」

「目の前のことに取り組むときは自分が最下層にいると考えて取り組むこと」

「笑いたいときは笑う。泣きたいときは泣く。下手に格好つけないこと。」

「余裕をもつこと。心にゆとりをもつこと。」

こんなことを信条に生きれるように自分を変えているのは今も同じだよ。

全部が完璧にやれてるわけじゃない。

みんな他の人は当たり前にやってることかもしれないけど僕は足りないものばかりの人だからこれだけでもしっかりできるようになろう。

命を使い切るまでこうでありたい。

それと失敗は踏み台にしなくては。

失敗というかなんというか。

僕はずるい。

でもこれも僕だ。

周りが僕のこういう部分をクソだと思っていてもこれが僕だ。

こうやって頑固で我が強くて興味のないものには見向きもしないのが悪いところ。

だから僕はこんなにも好きなことにだけまっすぐになれるのだろう。

僕は幸せだ。

残酷だけど生ぬるく甘ったるい世界だけど十分幸せだ。

きっと。