節分、立春を迎えると同時に日本中が大雪に見舞われています。
この日訪れた白川郷は積雪120センチ程でしたが、昨日は250センチにも
なったようです。
北陸、新潟、東北、北海道と、過去にない程の多積雪でご苦労しておられ、
お見舞い申し上げます。 当地大垣は2,3センチで助かっています。
本日の白川郷は東海北陸自動車道の通行止めなどもあり観光客も激減している
ようです。
富山県南砺市菅沼から相倉へ向かいました。
まず駐車場から相倉の合掌造り郷の全景を俯瞰して見れる展望台を訪れます。
20棟の合掌造り家屋、4棟の茅葺建造物があり、「人の住んでいる、生きた世界遺産」で
世界的にも珍しいと言われます。
相倉本通り
集落の中央、雪に包まれた地主神社。
天皇陛下は学習院高等科の学生時代、地理研究会の研修旅行でこの地を訪れられ、
宿泊されました。その際、五箇山の各民謡団体が
境内で演舞し観賞頂きました。
平成3年(1991)の歌会始、お題「森」で五箇山の思い出を歌われました。
五箇山を 訪れし日の 夕餉時 森に響かふ こきりこの唄
天皇陛下御即位記念碑と御歌碑が境内にあります。(雪に覆われていました)
北の展望台から。
中央が相念寺(無人)。
白川や菅沼では見ませんが合掌屋根の中央に窓が造られた家屋あり。
瓦屋根やトタン屋根の家では雪下ろしは必須です。
落下事故が度々ニュースになりますが、見るだけで足がすくみます。
豊かな自然環境、農村風景、「日本の原風景」と高く評価される相倉です。