めでたさも中くらいなりおらが春(一茶)。
昨年の元旦はとんでもない日になりましたが本年は穏やかな朝を迎えました。
我が町内でお世話する奈良の龍田大社、廣瀬大社の大垣分社のお世話当番になり
年末のお飾りの準備の他、今朝は早朝から篝火当番です。
龍田大社は一度だけ訪れましたが、在原業平朝臣の「千早ぶる 神代もきかず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは 」、百人一首で知られます。
昔の焚火は今では防火上、禁止されています。
朝7時半頃の八幡神社。 雲一つない青空。
稲荷神社
境内の大垣の湧水。 地下120m程から絶え間なく湧き出しています。
普段はポリタンクなど持参の方々で賑わいます。
大垣の水道水もおいしいと言われていますが、地下水の美味しさは大垣の名水と
人気です。
私共の茶店は創業112年、喫茶も60年を迎えますが、多くの八幡神社の参拝者が
訪れて下さり、喫茶は正月営業しております。
茶店ショウウインドウ。
12月28日には、30年来茶道仲間の方がご自分で育てた花々や、採集した柳などで
正月飾りをして下さって来ました。
御歳を召されて今年最後にして欲しいと言われています。
喫茶部
茶店は1,2日休業ですが、喫茶で多くの抹茶の注文を頂き、
私は抹茶係で終日スタンバっています。
独楽回し画の抹茶茶碗に永遠の長寿を願う金箔を浮かべ、巳など正月の和菓子をセット。
古袱紗は夫婦仲良しおしどり紋。
本年こそ皆さま共々穏やかな日々を送れますように。
変わりませず宜しくお願いいたします。
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