10月7日、海津市津谷川沿いの彼岸花が咲きだしたと聞き訪れました。
今年の彼岸の入りは9月19日、明けが25日でした。例年、名前通り彼岸の頃に
咲きます。今年は熱夏のため9月15日、19日に彼岸花祭りが開催されましたが、
木陰などにチラホラ見れただけとのこと。
堤防3kmに10万本程、堤防が真っ赤に染まると言われますが、寂しい景色でした。
土葬の時代、モグラやネズミが墓を掘り起こすのを防ぐため毒のある彼岸花を
植えたと伝わり、「死人花」、「地獄花」などと忌み嫌われた花でした。
田のあぜや堤防を壊されないためにも植えられたようです。
別名、「曼殊沙華」とも呼ばれ、仏教では「天界の花」、「まんじゅしゃか」は
サンスクリスト語で「赤」の意味がありこの名が伝わったとも言われ、天界の花は
めでたいことが起きる予兆で天から降ってくるめでたい花とも伝わります。
白い彼岸花も見るようになりました。