伊吹山 日本武尊 居醒泉(いざめの泉)3か所  令和5年10月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

伊吹山頂には日本武尊像が鎮座しており、登山者の記念撮影場所であるほか、
像の西下方は琵琶湖などを一望できる広い休憩地になっています。





日本武尊は東征から戻り、伊吹の山の神を討ちに出かけられました。
戦いは3合目で行われたのではと言われています。(下の頂上からの写真の南端の
平らな部分が三合目、かっては下からリフトがあったり、駅にはレストハウス、
スキー場などもありました)



古事記では神が化けた白い大猪、日本書紀には大蛇と書かれていますが、戦いの結果の
記載はなく、荒神が降らせた大氷雨の毒気に当たり高熱を発して山を下りました。
尾張の妃の美夜受比売(みやずひめ)のところに手放さなかった草薙剣(くさなぎのつるぎ)
置いて伊吹の戦いに向かったため、本来の力を出せなかったなど諸説あり。

山を下りて玉蔵部(たまくらべ)の清水に着いて休まれ、徐々に意識が回復されました。
故にその清泉が居醒(いさめ)の清水と名付けられました。
場所の記載がなく、三か所が古くから名乗りを上げています。

伊吹山南山麓、関ヶ原町玉の「玉蔵部の清水」。
     西山麓 米原市大清水、「泉神社の神水」。
少し離れていますが 中山道醒ヶ井宿の「居醒の清水」。
 



まず初めて訪れた関ヶ原町玉の玉蔵部の清水。

関が原鍾乳洞入り口の近くに密かにあります。








 










伊吹山西山麓、米原町大清水の泉神社の神水。









石碑は滋賀県知事 武村正義 謹書。




下方の神水拝受所にはポリタンクや2リットルペットボトルを多数持参した方々で
賑わっていました。
ペットボトルに汲んで頂いてみましたが、かすかな甘みさえ感じるおいしい水でした。







中山道醒ヶ井宿。
中山道沿い清水の流れる小川に咲く梅花藻が有名で度々訪れていました。
 居醒の清水から醒ヶ井の地名が付けられたと言われています。












加茂神社の下からこんこんと清水が湧き出しています。




少し時期が遅い梅花藻。




日本武尊は居醒泉で気が付かれて京へ東征の報告に向かおうとされますが、
四日市、鈴鹿あたりで倒れ、亡くなられたとされます。
草薙剣は神話の時代から現在にいたるまで、時代の流れとともに様々な運命を
乗り越え、神剣、神聖であるがゆえに、天皇や熱田神宮の宮司でさえも、
実物を見ることはないと伝わります。


以前に古事記の訳本は読んだことがありますが、神々や歴代天皇の名前が次々に
記されて読むのに精一杯、理解できる所までは至りませんでした。



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