美ヶ原高原散策    令和5年8月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

高ボッチ高原を訪れた後、今回はビーナスラインを通って美ヶ原へ向かいました。

2、000mの緑に包まれた美ヶ原高原、2,034mの最高峰、王ヶ頭のホテル、
長野のTV、ラジオ、各局、防災行政無線、NTTなどのアンテナ群がランドマークです。

幾度も記載して恐縮ですが、若いころマイクロウェーブ機器の設計会社に勤務しており
設計した機器の検査に同行したことがあるほか、東京からドライブで友人グループと
幾度か、大垣へ来てから家内と訪れたり、大変思い出深い地でもあります。





草原の美しさ、空の青さ、雲の美しさは他ではお目にかかれません。

400haという広大な牧場に、5月下旬から10月中旬にホルスタインを主体に牛約400頭が、
が放牧されています。これが美ヶ原牧場畜産農業協同組合が運営する美ヶ原牧場で、
110年以上という歴史ある牧場です。
心身ともに健康な牛を育てること、農家の経費・労力の削減を目的に毎年5月から
10月の事業。酪農・畜産農家和牛・ホルスタインを預かります。
係の方に伺いますと、2歳未満、妊娠できない乳牛だそうです。




美しの塔。
夏の美ヶ原は霧がかかることが多く「3日に1度は濃霧」といわれるほど。
かつては広い草原で霧が原因で遭難することもあり、昭和29年10月30日に霧鐘を
備えた高さ6mの避難所が造られました。これが美ヶ原のシンボルである美しの塔。
高さ6mの塔は地元で産する鉄平石で造られていて、昭和59年5月に改築され
高さ6.6mになっています。







乳牛、ホルスタインとばかりと思っていましたら、黒毛もおり、知識もなく、
お世話する方に伺いますと黒毛は肉牛だそうです。




美ヶ原には牛舎はなく、雨が降ろうが、風が吹こうが牛たちは高原で過ごします。
ただ健康のために水と塩は欠かせないそうです。
塩くれ場(塩をあげる)があり、毎日多くの牛が舐めるため岩もすり減っています。
普通に人間が使う塩ですよ、とのこと。




塩くれ場からアルプス展望コースへ向かいます。

美ヶ原の南方。




ここから登山道沿いの高原の花々を楽しむのがもう一つの目的。

一番多く、どこにでも見れるのがハクサンフウロ。







松本側から吹き寄せる風で木々は全部傾いています。






イワキンバイ




あちこち多数群生していますがこの地で初めて見る花です。  コウリンカ



いつもヤマハハコが群生している場所にはウスユキソウ(エーデルヴァイス)が
群生していました。  少し時期が違うのか植生が変わったのか?




ヤマホタルブクロ




キバナノオダマキ。以前はこの地で見たことがありませんでした。



 褐紫色のものはヤマオダマキ。




マツムシソウ。この地で初めて出会い、風が吹きつける岩間に可憐に咲く
紫の美しさに魅了されました。 乗鞍や駒ケ岳で出会うコマクサと私にとって
双璧です。






美ヶ原は御嶽山が見えることから 御嶽教の奥の院があり、御嶽山を礼拝する場所にも
なっている。




王ヶ頭ホテルから高原を見下ろす。
ガスが吹き寄せていました。








先ほど登ってきた登山道が中央右。




高原の道を通れるのは王ヶ頭ホテルのお迎えバス、牧場の関係者のみ。

ホテルや通信施設の管理、関係者は松本側からの通行になります。




高ボッチ高原、美ヶ原ともそれほどの高低差もなく、登山というよりハイキングという
感じです。帰ってスマホをみると、この日の歩きは28、000歩。
挙句に中央高速、飯田から恵那山トンネルを潜って中津川まで、工事渋滞で2時間も
かかりバテ気味の一日でした。


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