伊吹山の花々   令和5年7月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

梅雨の合間、伊吹山を訪れました。

我が家の屋上から、霞んでいますが伊吹山の姿。
晴天を確かめてから訪れることができるのはありがたい。

ただ、ここ数年前から雪解け後、雪崩による山肌の崩落のためか、石灰質の
白い山肌が目立つようになりました。

次の写真は2012年の同日の伊吹山の姿です。




目立つのは左右ドライブウエイの一直線の白い山肌を削られた景色、
痛々しく見ていたものです。(私も幾度も通ってはおりますが)



ドライブウエイ途中の芭蕉伊吹山歌碑。

芭蕉は元禄2年(1689)、奥の細道、150日、2、400kmもの旅路を大垣で終え、
疲れを癒した2週間ほどの間に(それ以前にも高弟のいる大垣へ3度訪れた)
伊吹山をみてこの歌を詠みました。

そのままよ月もたのまし伊吹山。
(伊吹山は秋の月も必要としないほど泰然としている)

少し、要らぬ話になりますが、岐阜育ちの私はずっと「いぶきさん」と呼んできました。
岐阜で見える山は「きんかざん」、「おんたけさん」、「えなさん」、「はくさん」などなど、
伊吹山麓の大垣や西濃地方、米原、長浜などでは「いぶきやま」と呼ばれているようです。
店の従業員に聞きますと皆「いぶきやま」とのこと。
ドライブウエイは「いぶきやまドライブウェイ」。

尤も養老山は「ようろうやま」、同じ山脈の多度山は「たどさん」です。





駐車場から頂上まで約1000mの西側登山道を進みます。




登山道沿いに花は白色、クサタチバナに包まれていました。








イブキシモツケ



グンナイフウロ




マムシ草が今までにないほど多数。



キンポウゲ種



ウグイスとホオジロの声が響きわたっています。
 ウグイスの姿は見えず。




西方には琵琶湖や竹生島が望めますが雲の流れに遮られていました。




 山頂のアゲハ。





三合目から登山道。学生時代からこのルート登山は三度のみ。




ミヤマアザミ




ミヤコグサ



オドリコソウ




頂上のヤマトタケル看板が新しくなっていました。




山頂の一部の岩の間にしか見れなかったヒメレンゲ。

登山道途中にも蔓延っていました。 

我が家の周りにも見られる「オウシュウマンネングサ」と同じにしか見えません。




ミミナグサ



東登山道は駐車場まで1500m、およそ60分、下り専用。

カルスト地形が見れます。




途中でお会いした名古屋からおいでのご夫婦も2,30年ほど前「伊吹山のお花畑」と
呼ばれる程であったのが、イノシシや鹿害によって本当に寂しくなりましたと言われて
おりました。

鹿が7,8頭、草をついばんでいました。 防御柵が設けられていますが2mは
ジャンプすると言われ難しいようです。






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