はだか祭 大垣 宝光院節分会   令和2年2月 | Chajinの 徒然フォトブログ

Chajinの 徒然フォトブログ

「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

大垣市野口にある天台宗の宝光院。左目を伏せ、右目を開いたご本尊の姿から「ひだり目不動」の
愛称で親しまれ、2月3日の節分会はだか祭で有名です。







はだか男達が現れる前写真を撮らせて頂けました。 希望者は申し込んでだれでも参加できる
そうですが、各自用意した白足袋と腹巻に、与えられる宝光院節分会と書かれた鉢巻と宝光院
裸祭と書かれた六尺ふんどし姿です。









朝から8度にわたりくじ入りの豆袋をま「豆うち式」を行ったあと、厄年の中からえらばれた
「心男しんおとこ」を中心に裸男たちが狭い境内、観衆が見守る中、力水を容赦なく浴びせられる中
「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声を上げながら走り回ります。
今年は地元を始め東京、関西などから86名が参加されたそうです。




















この後、すぐ近くの揖斐川の支流、「杭瀬川」の川渡へ向かいます。

裸男達が現れる前、ヌートリアが大勢の観客が見守る中ゆったり泳いでいました。



寒の節分、小雪が舞うことも少なくないそうですが、今年は今までにない暖かさ、
それでも裸男たちは寒いでしょう。



次々川に飛び込みます。 厄を落とす「みそぎ川渡」は大垣の風物詩、苦難を乗り切ることに
例えているそうです。






ここでも掛け声は「ワッショイ、ワッショイ」。









観客の拍手喝さいを浴びながら100mほど川を歩き対岸へ。







川渡が終わると心男が本堂から他の裸男達の組んだ騎馬にのって境内を練り歩きます。











災いや厄を一身に集めた心男は本堂へ戻り、「心男遷座」の儀式で代表として祈祷を受け
厄落としをします。



祭を締めくくるクライマックスは「福徳利剣木授与ふくとくりけんぼくじゅよ」の儀式。

掴むと福を得られるという不動様が片手に持つ利剣木入りの福俵が裸男たちの中に
投げ落とされると壮絶な奪い合いが繰り広げられます。










もみ殻が詰まった俵から利剣が取り出されました。
 




見事に取った裸男が高々と手を上げ、この男こそが今年の福男。 一連の行事が幕を下ろします。







毎年市内の彼方此方に張られる開催予告ポスターや新聞記事で知ってはおりましたが
初めて勇壮なお祭りを楽しませて頂きました。


にほんブログ村 写真ブログ 中部風景写真へ
にほんブログ村


  にほんブログ村 花・園芸ブログ 季節の花へ    


   クリック頂けるとありがたや。 

私の店
お茶、茶道具、健康茶、抹茶アイス・グリーンソフト
  httpS://www.suigyoku.co.jp/      
 ヤフー店
    httpS://store.shopping.yahoo.co.jp/suigyoku/