海津市平田町にある千代保稲荷は京都伏見稲荷、愛知豊川稲荷とともに
日本三大稲荷の一つとも言われています。
長良川と揖斐川に囲まれた輪中、田園地帯にあり、「先祖の御霊を千代に保て」と
室町時代(1470年頃)森八海がこの地に祖神を祀ったのが開祖となり、現在は19代目。
商売繁盛の神様として東海地方では名高く、毎月の晦日にも大勢の参拝者で賑わい、
年間250万人にも及び、「おちょぼさん」と呼ばれ、親しまれています。
周囲に作られた駐車場には地元よりも、愛知や三重県ナンバーの車がほとんど。
この日、1月5日。商売の神様として名高い千代保稲荷には、仕事始めの営業関係の
ネクタイを締めたサラリーマンの方が多く見られました。
おちょぼさんの人気は商売に御利益の神社と、600メートルにも及ぶ門前町の商店街です。
狭い路地の両側に農作物を安く売るお店、お菓子屋さん(中でもヨモギ草もちが有名)、
川魚料理屋さん、漬物屋さん、串焼きの店などがぎっしりと並んでいて、まるで縁日のような
賑わいをみせています。
「福よせ」と呼ばれる縁起飾りの店も多く2,3千円から2,3万円もするものまであり、
大きな飾りを担いで歩く人も多くあり。
手水舎で清めてから誰もがお供えする、あぶらげとろうそくのセットを50円で買い求めます。
千代保稲荷には御札や御守りはありません。ただお祈りするのみです。
元旦には20万人の参拝者との報道があった狭い本殿は押しくらまんじゅう状態です。
お隣では名刺を御簾に挟んで営業成績の向上や商売繁盛をお祈りします。
今日は七草がゆの日。
子供の頃には亡き母が野や畑で採った七草でかゆを作ってくれたのが懐かしい想い出ですが、
今夜は家内が千代保稲荷参道の八百屋さんで買い求めた七草で七草がゆを用意してくれました。
千代保稲荷、たぶん、岐阜県内のどこの繁華街よりも賑わう場所でしょう。
信心深いとは言えませんし、人混みや並ぶことを好まない私ですが、年に一度、
「おちょぼさん」参りはほとんど欠かしません。
京都伏見稲荷神社
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