三千院までで足を伸ばす人が少ないようですが、参道を更に奥へ進むと
大原陵、更に大原寺(勝林院)、その僧坊であった額縁庭園で知られる宝泉院と続きます。
比叡山延暦寺の道場としてつくられた大原寺(だいげんじ)から大原(おおはら)の里と呼ばれる
ようになつたと言われる。
1012年創建の宝泉院
盤桓園(ばんかんえん)・立ち去りがたい、という意味の樹齢700年の五葉の松の庭の見える座敷に通され赤毛氈の上に座り、出された抹茶を頂きながら見事な絵画を楽しみます。
大勢のグループでしたので宝泉院の歴史、見処などの解説を頂きました。
この寺も戦前、戦後は無住の荒れ寺であったそうで、「女ひとり」のヒット後、観光客が
押し寄せるようになってから整備されたとのこと。
観光雑誌などで紹介され有名になった額縁庭園。
柱と柱の間の空間を額縁に見立てて鑑賞。
竹林の間から覗き見える山の景色を借景にした庭園。
最後に抹茶を頂いた毛氈の廊下の天井が「血染めの天井」と聞かされました。
関ヶ原合戦の前哨戦となった伏見城の戦いの際に徳川家臣数百名が自刃した伏見城の床板を、
その霊を供養するため天井板としているもので顔などがそのまま浮き出ていた。
僧侶のお話では岐阜からおいでなら、信長の菩提所 崇福寺の天井のほうが生々しいから
機会があったら見てくださいとのお話あり、(私は以前訪れておりました)。
この後寂光院へ。
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