信州駒ヶ根市から伊那市、権兵衛峠を超えて木曽、中山道「奈良井宿」へ向かう。
山々の景色も木々の様子もいつも見る姿とは全く異なり、これぞ信州、木曽。
「奈良井千軒」と謳われ、かつては木曽路一の賑わいを見せた宿場町。
奈良井川に沿って約1kmの中山道沿いに町並みが形つくられ、
旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残している。
昭和53年5月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
岐阜に近い妻籠、長野から岐阜県に合併した馬籠など度々訪れるが
田畑と山しかない山中にこれほどの宿場街があることにいつも驚く。
中央線奈良井駅
木曽で知られるものと言えば、木曽檜、木材を利用した民芸品、漆の産地として知られる
漆器、昔からの家庭薬「百草丸」など、今でも歴史ある店が続く。
ツル梅もどき
町中の所々に山水を利用した水飲み場が設けられている。
木曽で名高いのはもう一つ、そば、やはりおいしさを楽しまなくては。
一緒に五平餅。黒ごまと栃の実味のセット。
明治初期、鉄道や国道敷設により集められた二百地蔵。
奈良井川に架けられた木曽の大橋。
国道19号沿いに道の駅が造られた際、国道側から奈良井宿への近道として
架けられた新しいものではある。
岐阜へ下る途中には浦島太郎伝説で知られる「寝覚めの床」がある。
竜宮から帰った天橋立では家族も、知る人も、家もないためこの山中へ
迷い込んだという。
この地で土産にもらった玉手箱を開けたらいっぺんに三百歳のオジイさんになり
びっくりして眼をさましたので、ここを寝覚めという。
竜宮から頂いて帰ったという弁財天が祭られている。
七福神の中で唯一女神、琵琶を持つ弁財天は巳を使者としているため来年、巳年の
神様としても崇められる。
長野県はすぐお隣県であり、中部9県のひとつでもあるが、なにか他県に比し
縁遠い感は否めない。
戦国時代からの敵対が4百年も5百年経ても引きずられているのかもしれない。
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