乗鞍岳（のりくらだけ）は北アルプス南部の剣ヶ峰（3026ｍ）を主峰とする
山々の総称。富士見岳、大黒岳など23の山があり、広大な裾野が広がり、
中部山岳国立公園内の岐阜県と長野県にまたがっており、姿が馬の鞍に
似ている事から名付けられたとされています。
眼下の鶴ヶ池、ドライブウェイ、中央は大黒岳（２７７１ｍ）
畳平のお花畑からまずすぐ目の前の富士見岳（２８１７ｍ）へ。
富士見岳前の雪渓が残る不消ヶ池。 山は魔王岳（２７６３ｍ）。
富士見岳頂上（２８１７ｍ）
中央に見える一番高い山が最高峰、剣ヶ峰（３０２６ｍ）
薄い雲がかかって残念ながら富士山はもちろん、槍ヶ岳や穂高岳連峰も見えず。
近くの乗鞍の山々はなんとか望めます。
ランドマークのような乗鞍コロナ観測所の白いドーム。
観測所の山が摩利支天岳（２８９３ｍ）
コロナ観測所と少し先の剣ヶ峰登り口に東大宇宙線研究所乗鞍観測所が
あるため取り付け道路があり舗装はされておりませんがしばらく楽に歩く
ことができます。
剣ヶ峰登り口
雪渓では５，６人のスノーボーダーが遠くに見えました。
ハイマツに囲まれた東大観測所
ドームの乗鞍観測所と肩の小屋
剣ヶ峰の手前、蚕玉（こだま）岳（２９８０ｍ）。
最後の難関の前で皆さんが休憩中。
蚕玉岳の下の権現池
いよい剣ヶ峰へ向かいます。
火山では富士山、御嶽山に次ぐ高さの剣ヶ峰です。
ガスって乗鞍山系以遠の眺望は望めません。
剣ヶ峰から中央、蚕玉岳を見下ろす。左は朝日岳（２９７５ｍ）。
頂上から岩ゴロゴロの登山道を下ります。
もう一度頂上を振り返り
畳平から往復３時間ほど、火山灰や火山岩の登山道を息を切らしながら
なんとか登頂成功しました。
３，０００ｍを越す山ですので軽い高山病にかかって気分が悪いと休む方を
何人も見ました。ゆっくり登るのが肝要のようです。
数十年ぶりの乗鞍を存分に満喫させてもらえました。
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