竹生島(ちくぶしま)は、周囲2キロメートルの琵琶湖上で沖の島に次ぐ
2番目に大きな島です。
島の名前は「神の斎く(いつく)住居(すまい)」を意味し、その中の「つくすまい」が
「つくぶすま」と変じ「竹生島」になったとも言われます。
神の住む島といわれ信仰の対象として、また美しい島は琵琶湖八景のひとつとして
昔から多くの人に親しまれてきました。
かつては神仏一体の思想で発展してきましたが、明治時代の神仏分離令によって、
弁才天を本尊とする「宝厳寺(ほうごんじ)」と浅井姫命を祀る「都久夫須麻神社
(つくぶすまじんじゃ)」に分かれています。
宿直はされていますが無人島で、マイカーならぬマイボートでご出勤だそうです。
長浜港からおよそ30分で竹生島に到着します。大津港、今津港からの航路があります。
何台もの水上バイクも。
160段ほどの急な石段を登ります。
宝厳寺は734年に行基が開いた寺。 御本尊は日本三弁財天のひとつの
弁財天と千手観音です。
南無 (阿弥陀仏)
宝厳寺三重の塔。 江戸時代に消失したものを2000年に再建したばかりです。
国宝 唐門
宝厳寺から竹生島神社への渡り廊下。
豊臣秀吉の御座船「日本丸」を利用して作られたと言われ、重要文化財です。
舟廊下を下から見たところ。
竹生島神社。 正式には都久夫須麻神社と書かれ、国宝です。
しゃもじに書かれた祈願。
琵琶湖で問題視されるのが、ブラックバスなどの外魚や川鵜が異常に増え
鮎など小魚が不漁になったことです。
竹生島も島の北部は川鵜に占領され糞害により木も枯れ、近寄ることも
出来ないそうです。
竹生島も半世紀ぶりの訪問でした。
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