京都十二薬師寺の四番目は壬生寺です。
このブログでも過去に一度書き込んだことがありましたが、その時は仏教各宗派の本山巡りで伺ったときだったと思います。
壬生寺は律宗の大本山なんですね。
律宗のお寺と言えば、総本山唐招提寺が有名ですが、その他は・・・あまり知られていないですよね。
律宗の名のごとく、戒律の研究と実践を探求する宗派なので仏教学の研究所といった意味合いが強い宗派ですかね。
そういった宗派的なことよりも、このお寺が有名な理由はやはり新選組とのかかわりでしょう。
お寺の北側に隣接する八木邸が新選組(壬生浪士組)の屯所だったりしたことは有名なお話し。
個人的には司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読んでいらい、坂本龍馬のファンだったので、心情的に新選組は敵だしあまりいい感情は持っていないんですが、、、
実際にその時代に幕府と討幕派と、、、さぁどっち?って言われたら・・・
変わりたくないのが特徴の日本人としては、どうなるかわからない新しい未来より、搾取されていても自由がなくても慣れ親しんだ現在を選んでいたような気もします。
そういう意味でも討幕派の人たち、特に出身藩の利害を超えて活動していた坂本龍馬がどういった未来を志向していたのか、興味が尽きないですよね。
しかし、しかし、龍馬よさこい×壬生京極まつり「誠」・・・って
・・・それでええんかいっ!
境内を進んでいくと左手に中院があり、こちらで薬師如来さまにお参り。
壬生寺の薬師如来様は通称「歯薬師如来」といわれるそう。。。詳細は下の説明書きで・・・
さらに進んでいくと本堂がありそのわきに千体仏塔があります。
この千体仏塔は比較的あたらしいも建物のようですね。
お参りをすませたら、御朱印をお願いに寺務所に伺います。
そしてそして、お参りのあとは八木邸のお隣、京都鶴屋鶴壽庵さんに立ち寄り、お目当ての鶏卵素麺を購入。
こちら鶏卵素麺は、そもそもはポルトガル由来の長崎のお菓子らしいんですが、
残念ながら長崎のお菓子は食べたことがありません。。。
機会があれば、食べ比べてみたいですね。
ちなみに、個人的な好みで言うと。。。鶏卵素麺は得意な方じゃ・・・ないかも・・・