天満宮めぐりは菅公聖蹟二十五拝の第三番、菅大臣神社です。
地下鉄四条駅をおりて、佛光寺通りがわの出口から西へ、5分と少しぐらい歩いたところに菅大臣神社がありました。
このあたり一体が平安の時代、菅原家の敷地であったらしく町名も菅大臣町です。
いまは商業地のほぼ中心部に位置するだけあって、非課税宗教法人にそんなに広大な敷地は与えてもらえません。
社殿の北の佛光寺通り側と、西は西洞院通り、南は高辻通りから入ってこれるようになっているんですが、一歩間違えればというか、周りの人たちが意地悪をしてしまうと無道路地になってしまいそうです。
なぜか、メインとなる道路から敷地まで道路を引き込む形となっている土地を見ると、、、
いろんな想像を掻き立てられます。。。
さて、天満宮にもどりまして
ここ菅大臣天満宮は菅原家の邸宅があったところとされていて、道真公の誕生地とも言われています。
そういえば、二十五拝の第一番である菅原院天満宮も菅原家の邸宅跡とされていて、しかも道真公の生誕地として「産湯の井」もあったような・・・
それを言い出すと、このあとに行こうと思っている吉祥院天満宮も道真公誕生地と伝えられていて、、、この他にも奈良生まれだとか、松江生まれなんて言う説も。。。
こうなってくると、はたして菅原道真と言う人は実在したのだろうか???
などなど、、、悶々と想像を膨らませるのです。。。
佛光寺通りがわの入口。ここから社殿までおよそ30mほど
こちらは西洞院通りからの参道
社殿は西向きなんですね。珍しい気がします。
手水舎には天満宮おなじみの牛さんが
拝殿はとても静かで、厳かな感じを受けました。
誰もいなかったからかな。。。
神社の由緒や、場所、天満宮であることなどを考えたら、もっと合格祈願の参拝が多くても良さそうなのに・・・とも思ったのですが。。。
拝殿両脇の狛犬が気になりませんか?
お顔も面白いんですが、獅子の左手に子獅子?がしがみついてます。
表面が剥落してて、子獅子だか邪鬼だかは分からないんですが、、、あまり見ないように思うのです。
こちらの牛さんは囚われてる?
牢屋の中でした。
神社は佛光寺通りの北側に紅梅殿があります。北菅大臣神社と呼ばれます。
こちらは道真公の父、菅原是善を祀っています。
神社の本殿は白梅殿址。やはり平安当時の菅原家敷地は広大な敷地だったんですね。
本殿とこの紅梅殿とで「菅大臣神社」なんですね。
御朱印は本殿の左側、駐車場の管理部屋のようなところでいただきました。