稲荷神社の次は八幡神社にお参りです。
2017年最初の八幡神社参拝は京都五条の若宮八幡宮になりました。
日本で一番多い神社、それは八幡宮だそうです。全国に44,000社もあるんだとか・・・
一説には稲荷神社も多いらしいですが、やはり八幡のほうが多いように思います。
結局、一つの神社に見えても摂社だったり末社だったりで複数の祭神を祀ってるので正確に数を数えるのはほぼ不可能なんでしょうね。
御祭神は第十五代天皇の応神天皇(誉田別命)、第十四代仲哀天皇、神功皇后
主祭神はおそらくほとんどの八幡宮で同じだと思います。
総本社は大分県にある宇佐八幡宮。
宇佐八幡宮、岩清水八幡宮、筥崎宮(または鶴岡八幡宮)を三大八幡宮と呼ばれます。
さて、若宮八幡宮。。。
これも、じつは全国にあります。
これ、ぜんぜん知らなかったのですが、若宮八幡宮の若宮とは「皇子」を意味するものらしく、若宮八幡宮は基本的には応神天皇の御子である仁徳天皇をお祀りするものなんですね。
しかし、五条坂の若宮八幡宮の主祭神は応神天皇なので、これはなんで?
となるんですが、若宮の意味合いとして総本宮から勧進した新しいお宮さんの意味もあるそうで、その場合は応神天皇他の主祭神となるんだとか・・・
いままでまったく気にしてませんでしたが、今後は主祭神も気にしてみましょう。。。
五条坂の若宮八幡宮は陶器神社とも呼ばれています
拝殿を見てみると右の提灯には若宮八幡宮とあり、左の提灯には陶器神社とありました。
これは五条坂あたりに焼き物の窯元が集結していて清水焼の発祥の地と言われているからなんですね。
じゃあ、、、山科にある清水焼団地は?
これも、このあたりが都市化するにつれ業者さんが皆で山科に引っ越したんですね。。。
五条坂に窯元があっても、今なら許されるような気もするんですが・・・
高度成長期やバブル期にはこのあたりの開発優先で許されなかったんでしょうね。。。
本殿の右側には摂社があり、八幡宮や鍾馗神社がありました。
鍾馗は中国に伝わる道教系の神様。。。
この話にまでいくと終わらなくなるので、この鍾馗神社の話はまたいつか。。。
境内には蓬莱石なる石もあり、こちらは足利尊氏由来だとか・・・
こんなにこじんまりした神社なのに・・・歴史がありすぎるのもなんだか、、、
五条坂「若宮八幡宮」の御朱印です。
マニアとしては、、、全国の若宮八幡宮コレクション・・・と思いがちですが、、、
それは寿命が何年あっても足りない気がします。。。