六波羅蜜寺はいろんな意味で有名なお寺です。
他の有名寺院が巨大な敷地に贅沢な伽藍配置となっているのとは対照的に、このお寺は非常にこじんまりしたお寺です。
それでも祇園にほど近いこの土地にこれだけの敷地があれば、いくらで売れるのか・・・とは思うのですが、、、
非常にコンパクトに本堂、宝物殿、墓地などなどが建てられています。
まずこのお寺、建立があの「空也像」で有名な空也上人だという。
※現物は写真撮影不可なので、入り口にあるポスター写真で・・・
南無阿弥陀仏と唱えるとその言葉が6体の阿弥陀仏になって口から出ている、教科書にのってるあれですね。この像は重要文化財です。
そして六波羅というと、平安時代末期には平家一門のお屋敷が立ち並ぶ地域だったらしく、平家ゆかりのお寺でもる。
これもポスターですが。。。
あの平清盛像もここにあります。これも重要文化財。。。
以前紹介した小松谷正林寺はここからさらに南へ1キロぐらい?正林寺は清盛の嫡男、平重盛の別邸であったということなので、当時の東山五条から下は平家にあらずんばこの地に住めず・・・といった場所だったのかもしれませんね。
それにしても不思議なのは、これだけ有名な仏像がたくさんあるのに国宝じゃないんですよね。なんでだろ?
ただ、やはり空也上人像や清盛像を実際に見てみると、「あ~あの像だ・・・」と不思議な感動があります。
右はこちらの売店で買った御朱印帖です。
他にもいいデザインのものがあって悩んだ末にこれにしました。
そして、このお寺に参拝した後、なぜか寄ってしまうのがこの幽霊子育飴本舗
固めたハッカの飴を金槌で砕いたような黄金の飴です。
このあたりの話は、またいつかスイーツ編をどこかで立ち上げたいと思ってます。
まだまだ話し足りない感じはありますが、実際に行って感じてもらうのがいいんでしょうね。