子ども同士がZoomで繋がる。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

先日、友達が「新しい教科書を読む会」というイベントをZoom上でしてくれた。


上学年と下学年で日を分けて開催してくれた。


上学年の長男の時に隣で見学していた次男、自分の番の前日に練習開始。


長男の会の時に音読時間が長くなって遊べなかったことから、本を読む時間が2分以内と決まったため。


だいたい2分でいいと解釈し、教科書の作品をあれこれ読んでみるが、2分は思ったより短い。
それで、お話のあらすじを話し、読むのは好きな場面だけにし、また、練習していた。


本番は、一番最初に指名されたこともあるのか、すごく緊張していて、結構間違えていたが、気迫はみんなに伝わったよう。
他のお子さん達もがんばっていた。


音読の後は、教科書クイズ。
それも、前回の顔合わせで友達から
「こんなこと考えておいてね。」
と、言われたことを忠実に守って嬉しそうにクイズを出していた。


その後は、「生きもの」しりとり。
生きものなら、植物、動物どちらでもオッケー。
みんな、楽しそうだった。


友達が週に1回、上学年、下学年としてくれるので、うちは、週に2回、オンラインで子ども達と繋がれる。
長男の時は、滋賀県、広島県、大阪府のメンバーで。
次男の時は、滋賀県、広島県、栃木県、ベトナムのメンバーで。


ベトナムとは、2時間時差があって、こちらの朝10時が向こうでは朝8時という経験をした。


中学生以上でスマホを持っている子は、オンラインで友達と繋がれているんだろうけど、うちは、子どもは、オンラインで繋がれる環境にない。
だから、あちこちの子ども達と、オンラインで繋がることは、とてもよい刺激になっている。


また、リコーダーの練習をしていることを知った大家さんが、
「一緒に練習したい。」(オンラインで)
と、申し出てくれたら、あんなに、練習を嫌がっていた次男が、夕方、自ら練習をしていた。


「ひととおり吹けんといけんけ。」
だとさ。


子どもにとって、誰かと共にするってこと、本当に大切なんだ。


熊本市では、地震の経験からオンラインに取り組んでいて、4月15日からオンライン授業がスタートしているらしい。



ここにあるように、健康観察や、
1日何回かみんなで繋がって、
先生が
「勉強はかどってる?」
「分からんとこない?」
と聞いて困り感を共有するだけでも、全然違うと思う。


最近、GW後も、まだ休校が続くような記事をチラホラ見かけるようになった。


1月から休校が続いているベトナムでは、1日4回、オンラインで授業があるとのこと。
課題だけ→1日2回→1日4回と、徐々に増えていったのだとか。
学校へ入るときにiPadが必須で、先生への連絡や学校からの通信がiPadを通じて行われていたことが大きかったそう。


日本も、早急に取り組んでほしいと願う。
オンラインで繋がれる環境があるのかどうかという調査からでも。


子ども達同士が繋がって、先生と会話をすることって、本当に大切なことなんだ、と、わが子や「教科書を読む会」に参加している子ども達の笑顔を見て感じた。
(ま、友達が元小学校の先生で、優しくて子どもがほっとするめっちゃ素敵な大人であることも大きいんだけど。)


終わった後、すぐにクイズ作りに取り組んでいた子もいるらしい(^w^)


ほんとに、子ども達同士が繋がって学習をなんとか続けていけますように。


自分が今、できることを粛々と実行しながら願わずにはいられない。


No.1429