あれやっちゃいけない、これやっちゃいけないってちっちゃくならなくてもいいんじゃない? | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

育児本やら、SNSやらを読んでいると、あれやっちゃいけない、これやっちゃいけないって書いてある。


そして、キラキラしたことが書かれてある。


でも、毎日毎日そんなことができるわけない。


ひょっとしたら、そんな毎日を送っているキラキラママもいるのかもしれないけれど。


よくダメって書いてあるのは、暴力、脅し、暴言。


日常的にそんな毎日だったら家が落ち着ける場所じゃなくなるから絶対ダメだと思う。


でも、ダメだからって、子どもに気を使いすぎるのはよくないと思う。


うちの次男、また、サボりグセが出て、洗濯物たたむのも、布団をひくのも、おっそくおっそくなっていた。
途中で遊ぶのが原因であった。


私は、家族はチームであると思っている。
母親だけが、家族が穏やかに過ごせるように奮闘するのは違うと思っている。


6時半までに作業を終えるのが、我が家のルールになっている。


6時半までに自分の作業を終えたら、その後、少し休んで夕食準備を手伝ってごはん、という流れになる。


長男は、真面目なので、毎日言われなくても風呂掃除に行き、宿題をし、家の勉強を終え、くつろいで、その後、夕食準備を手伝ってくれる。
長男だけなら、穏やかに時間が流れる。


困る宿題があったり、忘れ物してきたり、いろんなことは起こるが、基本的に自分でやれる。


次男。
はぁ。


で、昨日は、久しぶりに次男と戦う。


「家のこと、しないなら出ていってください。」
と。
「どっか、やさしいおうちを探しに行ってください。」
と。


次男、反省。


「これからは、がんばります。」
と、一筆書くことで折り合いをつけた。
(何度も約束だけはしてきているが、効果はほとんどない。)


ら、


その一筆が書けない。


それも、以前から、
「ぽかぽか学習塾(家でやってる勉強)しなくていいの?」
と聞くと、
「字は書けるし、幼稚園でやってるからいい。」
と、断ってきた次男。


言われたことをすぐ字にできないことが判明。


あと3ヶ月で1年生やん。
長男の学校、めっちゃ進度早いのに、やばいやん。


で、次男に、
「あんた、どうするつもりなん?」
と、聞く。


次男から、
「がんばりたい。」
という言葉を引き出した。
(シメシメ)


この際、まだ、跳べてなくやる気もない縄跳びも約束させちゃえ、
ということで、
「なわとびは?」
と。


こっちもがんばると。


やった。
自分でがんばると言わせてやった!
約束しちゃったもんね。


ということで、冬休み、お勉強と縄跳びをがんばることになった次男。


まあ、そんなこんなで、私の完全勝利で戦いは終わりました。


でも、最初に使った
「家を出ていってください」
と言うのを、脅しと考えると、脅しですよね。


だから、それは、ダメなことなのかもしれません。


でも、人と人が向き合う中で、そういう言葉が必要だと感じ、使う場面もあるかもしれません。


使った後は、フォローが必要だとは思います。


でも、あれやっちゃいけない、これやっちゃいけないってちっちゃくなるより、ちゃんと向き合って話し合えばいいんだと思います。


そんな、キラキラして毎日送れるわけないと思いますからね。


それでは今日は、このへんで。
次男との格闘は続く…


No.827