少人数は、一人ひとりが鍛えられる。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

先週の日曜日は、息子たちの行っている幼小の学習発表会でした。


昨年、子どもたちのあまりの台詞の多さにびっくりしましたが、今年も、しっかり声の出ている子どもたちの姿に感動しました。


子どもたちの姿を見ていて、一人ひとりの子に向き合ってしっかり育てていけば、どの子もしっかり声が出せるんだな、と思いました。


劇の台詞の多さは今年も、ものすごく、
「この子ら、脳の海馬の部分いっぱい使ってるんやろなぁ。」
と、思いました。
3・4年生の発表は、一人何役するの?というくらいすごかったです。


まあ、いっぱい出る方が練習のしがいもあるし、逆にやる気も出るのかもしれません。
だいたいやることないところから遊んでしまうので。
やることが絶対にあるというのは、贅沢なことなんだろう。


多いとこでは、やることを割り振る方に労力を使いますからね。
観劇する親も、我が子が何度も出てくるし、楽しい。


少ないとがんばらないといけないけれど、がんばることで、目に見えた成果も出る。


この環境の中で過ごさせてもらっているのは贅沢だなぁと改めて思いました。
そりゃそうですよね。
法律では、35人に1人なのに、5人に1人の先生がついているんですものね。
(1年生は、単級につき。)


少ないからといって手をぬくわけではなく、少ないからこそつけてやれる力をつけてやろうとしてくれる先生方のおかげであるんですけどね。


自分が目の前の子どもたちにできること(私の仕事)は、あきらめないことなんだろうな。
しつこく粘り強くやっていこうと思いました。


我が子の方もちゃんと見ましたが、どうしても仕事モードになってしまいます(^_^;)
教育に関わっている人には、33人の子どもたち(プラス幼稚園21人)と先生方で作り上げる学習発表会をぜひ観ていただきたいと言いたくなる素敵な発表会でした。


先生方も、子どもたちもお疲れ様でした。
(5、6年は、出ていない間も裏の仕事で大活躍。幼稚園の年長組も、劇の小物や大道具を劇中自分達で準備。いるメンバーでやりきってしまうすごい会でした。)


最後に、小学生達が歌った歌。
1年生の息子にはよく分からないだろうけど、ものすごく深い歌詞。

私もおそすぎないうちに間に合う今のうちに、できることをやっていきたいと思いました。

以下、歌詞

おそすぎないうちに   
       作詞作曲 中山真理
なくしてしまってから その大切さに気付いて
くやんだり かなしんだりしても おそすぎるよ
もしかしたら いちばん この世で大切なものは
ふだん あまりに 身近すぎて 
気にも 留めていないかも
今ある 全てのものは 当たり前なんかじゃなく
今ある 全てのものが 奇跡的にあるとしたら
きみは どうやって それを 守るだろう
おそすぎないうちに 間に合う今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられたお礼に
 
なくしてしまってから その温かさに気付いて
くやんだり かなしんだりしても おそすぎるよ
もしかしたら いちばん この世で大切な人は
当たり前と きめつけてて 
いる と 疑わないかも
生きてる 全ての人は 何となくなんかじゃなく
生きてる 全ての人が ぎりぎり生きてるとしたら
きみは どうやって それを 愛すだろう
おそすぎないうちに 間に合う今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられたお礼に


3・4・5・6年の合唱の写真。
この人数プラス10人です。
全校合唱の写真は、我が子のビデオ撮影で撮れていない(^_^;)

No.808