自分がするより子どもがするのを支える方が疲れるんだな。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

自分が子どもの頃、幾度となく、母から、
「自分のことだった方が楽。」
という言葉を聞きました。
特に、私が大学浪人していた頃かな。


今回、長男が恵比須神社の秋祭りにて、「だいふり」の役を仰せつかったことにより、少しだけその気持ちを感じることができました。


うちの長男は、やる気満々のタイプではなく、新しいことに対して不安の方が強いです。


今回も、宿題があるのに夜の練習ができるのか、ということから始まり、振り付けが上手にできない、できるようになったのに違う人に指導された、それもできるようになったのに新しい振り付けが加わった、と、試練の連続でした。

(何度帰ってきて、つらくて泣いていたか。ご機嫌に帰ってきたのは1日くらいだったかな。練習中もいろんな方にほめてもらいながらなんとかがんばっていたみたいです。)


祭り当日の朝も、早朝から着付けてもらい、慣れない着物でクタクタ。
ちゃんと舟に乗れるのかしら、と、思っていたら復活し、祭りを終えて陸に上がってきた時にはいい顔をしていました(*^^*)



先頭で棒のような物を振っているのが長男です。
太鼓に合わせて気分よさげに振っていました。


やりきると、自信がつくんですよね。


親は、見守ることしかできないんだなぁ、と、改めて思いました。


そして、見守る方が、自分がするより倍疲れる(^_^;)


先週の土曜日から始まったお祭りの練習。
怒濤のような1週間でした。


ごはんを食べさせるなど、特別なことは何もしていないのに、この疲労。
子育てって大変なんだなぁ、改めて思いました。


地区に子どもが少ないので、長男にもこんな機会があたり、みんなに支えてもらったことで、ちゃんと最後まで投げ出さずに取り組め、大きな自信となったようです。


お世話になった地域のみなさま、ありがとうございました。


恵比須神社の秋祭りは、ご神体が御座船に乗り櫂伝馬に先導してもらって陸に鎮座し、そこでも祝詞や舞いを奉納して櫂伝馬競漕をして、戻ってこられるお祭りです。







舞いを奉納しているのは、地域の中学生たちです。


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