ですので、その日のどこを切り取るか、その日考えたことのどこを伝えるか、ということを常に考えています。
書くなかで、自分の中の「だいじ」や「こだわり」が見えてきます。
子どもの時の作文の授業も読書感想文も大っ嫌いだったし、指導するのも、国語の先生と同じ学年を組むまで苦手だったし、そんな私が毎日毎日書いているって、笑えます。
「これを書くことで、私は、何を伝えたいのか。」
大崎上島の楽しさなのか、子育てで必要な観点なのか。
思いを吐き出すだけの時も、吐き出して書いた後、そこから何を伝えたいのか考えています。
書くことは、自分と向き合う作業なんだと思います。
仕事を辞めて、授業の指導案を書く機会がなくなりました。
指導案を書く時に、
「今、学級がどういう状態にあるのか。」
「その授業を通してどういう力をつけたいと願っているのか。」
「その力をつけるために必要な手だては何か。」
ずっと考えます。
指導案を何度も検討してもらって、授業を見てもらったり、ベテランの先生にやってもらってそれを見たりして、研究会に向けての授業を作っていきます。
私はみんなで練る作業がとっても好きでした。
ほんと、草津市で働けて、本当に楽しかったです。
今は、そういう作業を一人でやっている状態。
でも、こうやって発信することで、新たな気づきが得られます。
仕事で育ててもらった力を、ここで、ちゃんと使わないと。
いつも、そう思っています。
最近は、祭りの時に、遠方から里帰りで来てくださった方が、
「読んでます。」
って声をかけてくださったり、偶然何かでお出会いしたときに、
「いつも、大崎上島のこと書いてくれてありがとね。」
と、声をかけてくださったりしました。
私の発信で、ハッピーになってくださっている方がいらっしゃるのは、本当にありがたいこと。
先日は、滋賀県でお世話になった先輩の同僚とつながり、ここで幸せに生きていることを知って喜んでくださいました。
毎日毎日書くことは、大変なことではあります。
でも、それ以上に自分自身が得るものも多いですよ(*^^*)
No. 731
夏の思い出に、自分にもひとつ(*^^*)