年長の次男、ただいまつぶよみ段階です。
(ひとつひとつ 「7 に ん が」➡「7人が」と、いったん一文字ずつおって、文節にする読み方)
それで、読ませながら、文の意味がとれているのか、質問。
私「どんなおはなし?」
息子「公園で、女の子と男の子が遊んでたんよ。」
私「何人のお友達?」
息子「7人」
私「それからどうなったん?」
息子「夕方になったから、帰ったんよ。つかれはってん。」
私「何人帰ったの?」
息子「4人」
私「で、何がわからへんの?」
息子「⁉」
私「どこが問題なん?もう1回読んでみ。」
息子「(読んだ後。) わかった。何人になったでしょうや。」
私「どうしたらできるの?」
…
みたいな感じで、私が読んであげるのではなく、彼に読ませて解いています。
勝手に話を膨らませちゃうのが、彼の豊かなところだな、と、楽しく聞かせてもらっています。
きっと、彼は、算数のおはなしづくりをするのが得意な子どもになるでしょう(*^^*)
あまり意識していなかったのですが、これは、読解力の訓練になります。
あと、料理本を読ませて、料理に取り組ませているのも。(こちらは長男)
先日、基礎基本の問題を見て、読解力が必要だと改めて思ったのですが、次男にやっているみたいにやる方法は、意識的に時間をとってやる方法ですね。
それだけではなく、長男にやってるみたいに、料理するために本を読まなくては分からない状況を作る、また、プラモデルを作るために説明書を読む必要がある、みたいな必然の状況を作るということが家でできます。
お菓子づくりなんかもいいですね。
おうちの人がお膳立てして、子どもたちはこねたり混ぜたりするだけではなく、読んで、理解して取り組むような状況。
読んだことがイメージできないと、問題ができません。
問題を解くために読解力をつけるというより、より、豊かに生きるために読解力をつけるという視点で、取り組んでいただけたらと思います。
読めるようになると、勝手に読んで、自分で進めることができるので、親としてはとっても楽になりますよ。
(長男は、すでにその域に達しているのでありがたい。人それぞれ、得意なことがあるのでしょうね。)
(分かりにくいところは、繰り返し読ませて、どういうことかイメージできるように教えています。)
No. 677