私にとって、あかちゃんを育てるというのは、かわいくてかわいくてというのもありましたが、こう働きかけたらどうなるんだろう、という実験のような気分の方が、大きかったです。
好きなだけ働いて遅くに子どもを授かったので、今まで接してきた子どもたちがここにいたるまでにどういう過程を通ってくるんだろう、という興味がとてもありました。
初めてののことに向かうので、ほんとにたくさん、育児書を読みました。
一番好きだったのは、藤田浩子さんという昔ばなしの語りが得意な方の本。
この、育つ、育てるシリーズは、愛読していました。
http://www.isseisha.net/book/sodatu.html
昔からの子育てのよさについて、書かれていました。
もう一人は、かよこばあちゃんで、一時テレビを賑わしていた久保田加代子さんの夫、競さんの本。
脳化学の理論を元に育てるという発想が面白くて愛読していました。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E6%89%8D%E8%84%B3%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B0%E6%AD%B3%E6%95%99%E8%82%B2-%E4%B9%85%E4%BF%9D%E7%94%B0-%E7%AB%B6/dp/447992017X
こちらは、全てやらなきゃ、とがんばっていたわけではなく、
「この働きかけが、こういうところを育てるのね、フムフム。」
といった感じで、やれることをやっていった感じです。
どちらも、たくさん働きかけること、本を読んであげること、たくさん話しかけることのよさなんかが書かれてありました。
テレビに子守りさせすぎないことも書いてあったかな。
また、母が、保育士だったのもあり、母からいろいろ話を聞いていました。
そして、自分が子どもの時に、家に、やたらたくさん絵本があったこと、3月生まれなんだけど、子ども時代において困ったことがなかったことは、幼児期に接してくれた母の子育てのおかげなのだろうと思いました。
(母は、我が子育てがある程度終わってから、再び保育士に戻った人です。)
毎日読み聞かせをしてくれた母のおかげで、本を読むのがとても好きな子でした。
今も、字が好きです。
本は良さそうと思ったけれど、何を与えたらいいのか分からなくて、よく本屋さんに行ったり、木のおもちゃのお店ピッピに行ったりしていました。
ひとり目は、ほんとにすることなかったので、よく勉強していたな。
(長男が、わりと育てやすい方にはいる男の子だったのもあり。)
その成果なのか、長男は、やたらと本を読み始めるのが早かったです。
お気に入りの絵本は、丸暗記していました。
一歳ころには、「もこ もこもこ」を読んでいました。
「バムとケロのひこうき」のお話は、全ておぼえていました。ま、それだけ読まされたということですけど(^_^;)
そこから字をおぼえていったようです。
勝手に覚えていました。しまじろうのひらがなタッチペンのおかげもありました。
しまじろうは、一歳くらいからひらがなタッチをもらうくらいまでしていました。
英語の方は、3歳くらい、育休が終わるまで。
今も彼は、本好きです。
物知り○ちゃんで通っています。
次男は、二人育てるのに忙しく、ほとんどしていないからか、字は、4才半の今くらいから読み始めています。
人の気持ちを読みとったりする力は、人間関係で揉まれてきた次男の方が、長けている気がします。
長男が一歳7ヶ月で次男が産まれたし、それまでに切迫早産で入院していたので、長男の天才脳教育は、そこまでしかやっていません。そして、それも、こってりやったわけではないので、その効果かどうかは分かりませんけどね。
二人になってからは、とっても忙しかったです。
適当に毎日過ごすより、どうなるんだろう、と思って過ごして面白かったな、というのがその時をふりかえっての感想です。
それでは、今日は、このへんで。
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
No. 412