今年もよろしくお願いいたします。
友人のSNSより教えていただいた本です。
年末に一気に読みました。
今まで、教育の専門家がああだこうだと言ってきたことを、科学的に統計学の観点から考察していること。
私的に面白かったのは、
「ご褒美で釣っていい。」
ということ。
そりゃ、そうだわな。
大人だって、ボーナスやら、昇給やら、会社には、ご褒美ってとらえてもいいことありますよね(*^^*)
ただし、効果の出るご褒美の出し方は、
親がやりがちな、
「テストで100点獲ったから100円」
ではなく、
「本を何冊読んだ。」
など、行為に対してすること。
「100点獲ったら100円」で効果を出そうと思うと、それに対してサポートしてくれる人の存在が必要となるそう。
うちの息子が、高学年になったら、
「宿題以外で、1時間勉強したら100円。」
みたいにやっても面白そうと思いました。
勉強好きでどんどんするタイプだったとしても、自分のがんばりが目に見えて表れるなら、いいんじゃないだろうか。
本の中では、預金通帳など、金銭教育も兼ねてお勧めしていました。
私がするなら、どんな勉強をしたのか、プレゼンさせて。
計算してみたら、一ヶ月10000円分勉強しようと思ったら、
100時間➗30日=3.333…
1日3時間以上計算することになります。
小遣いをそれくらい与えている人もいると思うと、小遣いを与えずに、勉強で自分で稼ぐってのも面白そうって思いました。
教育は、投資にあたりますしね(*^^*)
先の目標に向かってよりも、目先の1時間のご褒美なんて方が効果が出やすいそう。
他の項目も、すごく面白かったです(*^^*)
お勧めです。
実験をもとに、考察する視点も重要だな、と思いました。
経験から感じていることと一致していることも多かったです。
No.210