/kstkazue/entry-12106790809.html
先日書いたこの記事。
この記事のことを同僚に話した。
その先生は、学級担任歴は2年目と経験年数は少ないが、子ども達をばっちりまとめておられる方。
先生を取り巻く環境が厳しくなってきているが、経験が浅くても大丈夫な人は大丈夫だ。
たまたま担当したクラスが良かったのよ、なんて思う人もいるのかもしれないが、学級というのは、いろんなお子さんがおられる。
先生を信頼し、学級がほぼ平和に過ぎていくまでにいろんなことがある。
それをひとつひとつ乗り越えた後、平和な教室が作られていく。
問題が起きない教室は、ありえないと思う。
問題が起きた時に、どう子ども達に考えさせるか、どういう空気を作っていくかというのは、教師、一人ひとりに委ねられている。
そういう意味では、教師という仕事は孤独だ。
経験年数が多くても浅くても、担任という仕事は、大きく変わらない。
自分というもので勝負するしかない。
マニュアル通りに子どもが動くわけがない。
そんな状況でも、彼女は、学級をまとめている。
話していると、彼女も、幼少期、お手伝いをしっかりしてきたらしい。
それを聞くと、家でできる一番大切な子育ては、お手伝いなんだろうと改めて思う。
お手伝いの中で、自分で考える力、段取り力、ルーティンの仕事に耐える力、人の役に立てる喜び、なんてのがつくと思う。
お手伝いさせることは、軌道にのるまで、親も、忍耐力も時間もいる。
実際、私は、忙しさを理由に思っていることの半分もさせられていない(^^;;
でも、その先に、しっかりと生きていける子が育つのではないか。
お手伝いは、子育ての中でだいじなこと、
「7つの習慣」でいうところの第2領域なんだと思う。
家事も、あげていくとキリがない。
専業主婦の方と話していると、
「私は働いていないから~。」
と自分を低くおっしゃる方に結構な確率で出会う。
家を滞りなく回すっていう力は、結構な力だと私は思う。
家事を必要な力ごとに分類してみるといいのかもしれない。
この冬休み、大掃除でもいいから、ひとつの大きな仕事、お風呂、換気扇、キッチンなどなど、子どもに任せてみるのもいいかもな。
では、今日も素敵な1日を(*^^*)
大阪に向かう電車の中より。
No.201