先日返した理科のテストの問題。
「沸騰した時に出る泡を集めたら、水になりました。なぜ、水が集まったのでしょう。」
こんな実験です。
資料は、岩手県の学校の先生のものです。
リンクを貼りました。
実験をクラスでもしていて、結果は水だとみんなで納得。
空気はためても水にならないけど、水蒸気は水になると。
で、テスト。
上の問題にほとんどのお子さんが撃沈。
テスト返しの時に、
「この問題できてなかったからみんなでもう少し考えよう。」
と話し、聞いてみる。
「習ったことを全部つなぎ合せたら、答えられるはずなんだけどな。」
と。
で、習った言葉の中で重要なところを板書しながら答えさせていく。
そうすると、子どもの中から、「冷やす」というキーワードのつぶやきが出てきて、みんなが、
「ああ、そうかぁ。」
ってことになる。
テスト会社さん、問題上手に作ってるなぁと思う。
理科離れの声をよく耳にするけれど、実験は子ども達、大好き。
そこから、深く考える力を育てていけるといいんだろうな。
実験の際には、実験している時に起こっている事象から、課題に対する結果を導き出すことで精いっぱいなので、なぜ?までおさえている時間はあまり取れないのが現実的なところ。
結果だけでいっぱいいっぱいのお子さんも多いし。
だからこそ、テストの後、みんなでもう一度考え、考えることの重要性を伝えていくことがだいじな気がする。
きっと、実験しながら深く考えられている子は、様々なことが結びついていくんだろうな。
いろいろ得手不得手があると思うけれど、なぜ?、と深く考えるクセってのがついていると、人生楽しそうやな、と私は思う。
なので、
「なぜ?」
と自分にも問いかけたいと思う。
追記
自分自身は、深く考えることのできる子ではなかったので、撃沈した子ども達の気持ちの方がよく分かる(^^;;
夫は、思考する人。(言葉は少ない人)
さあ、息子達は、どっちやろ(*^^*)
思考もできて、言葉も出るなんて、うまい具合に育つとよいな(*^^*)
望みは高く、なんて(^^;;
No.183