「大きくなるわたしたちのからだ」
という、保健の学習をした。
からだの変化がおこってきている女子とまだまだ幼い男子。
自分のからだのことなので、恥ずかしいけど知りたいというキラッキラの瞳の子どもたち。
性教育だけに、子どもたちからいろんな言葉が出てくる出てくる。
幼いので、あまり言葉の意味も分からずどんどん聞いてくる。そこが可愛い(*^^*)
興味本位の子どもたちにその言葉の大切さや意味などを教えていく。
子どもたちに理解できるように、恥ずかしがらないで質問にはきちんと答えていくのが私の大人としての役割だと思っている。
プライベートなことは、答える必要がないと答えることもある。
話はあちこちにとんでいき、あっというまの45分だった。
性同一障害のこと、それに伴って同性婚の話まで飛び出した。
芸能界で活躍されている方も多いから、子どもたちもその存在は知っている。
でも、その方たちが自分を受け入れるために葛藤されてきたことは知らない。
そして、自分のクラスの中にもひょっとしたら将来、そういう子がいるかもしれないということを頭において話さなければならない。
将来、どんな自分が現れてきても
ありのままの自分を受け入れることができますように。
ありのままの他人を、馬鹿にしたりしませんように。
そんな願いをこめて話す。
同性婚については、アメリカなどで法律で認められてきたことにより、知っている子がいて、その子が普通って雰囲気で話してくれたことで、すんなりと話せた。
子どもはできないなぁ、と心配する子も。
子どもはそういう人もいるんだなぁと大人よりも素直に受け入れられる気がする。
成長には個人差があり、理解度には差があると思うが、私の熱意は伝わったはず。
一人ひとりの幸せを願いながら語れる時間。
幸せやなぁと思った。
あと2時間ある保健の時間。
どんな話題が出てくるんだろうな(*^^*)
もちろん、教科書の中身もちゃんと教えてます。
そこから興味が広がっていくのですよ。
他の教科もこんなんやったら、すごい学習できるのにな(^^;;
No.152