親の介護問題、義理の父母の場合は直接意見が言えないことで、もどかしいこともありました。
今回は義父の介護生活について。
(興味のない方はスルーしてくださいね)
義父の介護生活
義父は、昭和11年生まれ。6人兄弟姉妹の4男。
お酒が大好きで、晩酌にいつも濃い目の焼酎を飲んでいた事を思い出します。
仕事は59歳で早期退職。
体調が悪く、その理由は40代後半で両足に人工の血管を入れる大手術をしたからだそうです。
59歳からは、しょうがい児の学校送迎ボランティアなどを行いながらの隠居生活。
大腸がんが発覚→治療→完治。
肺がん、治療・・・・
末期のがんと診断されてから10年くらい通院と自宅療養で過ごしていました。
義母の様子がおかしくなった
義父が定年退職をしたころ、義母が顔のほくろが皮膚がんかもしれないと通院し始めました。
幸い皮膚がんではなかったのですが、ほくろは切除。
このころ、皮膚がんかもしれないという心労と父が定年退職し家にいることで、義母がうつ病になりました。
義母がうつ病治療中、義父から「明美さんは家にお見舞いに来ないでほしい」と言われました。
理由は、うつ病なので血のつながらない人が来ると、神経をつかうからだそうです。
その間、義母には一度も会えませんでした。
うつ病が薬で改善したころからは、義父母の家には普通に会いに行けるようになりました。
義父の病状が悪化、義母の家出
義父のがんは、年齢もあり進行が遅く、通院と自宅療養が長く続きました。
義父母の家は2階に寝室。トイレは1階に1つ。
義父が夜中にトイレに行く時は、義母が付き添ったそうです。
ある時、義母が階段を踏み外し数段転落。
ケガをしたとの連絡。
幸い大ケガではなかったので、少しの通院ですみました。
その数ヶ月後、我が家に電話がかかってきて、義母は「夜中のトイレの付き添いが辛い」と言っていました。
私の実家はポータブルトイレを置いていると参考までに言ったのですが・・・・「お義父さんが嫌がるかも」と消極的でした。
義姉は介護福祉士で、その資格を活かし訪問介護のパートで働いていたので、お義姉さんに相談したら・・・と伝えましたが、しばらくそのままだったようです。
その後、義母が家出したとの連絡が・・・
数時間後、義姉の家(義父母の家から徒歩20分)に来たとのことで、一安心。
夫が義母用の携帯電話を契約し、それを持ってもらうことになりました。
義母はなぜ家出したのか?
理由を聞いたら「お義父さんの介護が辛かった。がんで苦しいとあたり散らすし・・・」と言っていました。
私は根が単純なので、介護福祉士のお義姉さんの事務所でヘルパーさんを手配してもらったら?
(お義姉さんだとお義父さんに遠慮がなくなるから別の人が良いのでは?)と提案してみましたが・・・・
結局、義父を説得できなかったようです。
その後、数か月間の間に、お義母さんの血圧が200まで上がってしまった。
(もともと高血圧だったのですが、さすがに200は危険)
我が家に泊まり療養してもらうことになりました。
2週間、我が家で一緒に生活。
お医者からの薬、減塩の食事、ウォーキングなどの軽い運動もしてもらい、血圧は標準に戻りました。
義実家に戻ることになりましたが、普通に帰したら同じ事の繰り返しになる。
戻ることの条件に「義父の看病はヘルパーさんに来てもらう。それができない場合は義母を返しません。」とその時は強く言いました。
義父は承諾し義母は家に帰っていきました。
義父の自宅介護と入院について
末期がんの義父の自宅介護は大変だったそうです。
なぜ末期がんの終末期医療(施設などに入る事)について検討しないのか?と思い、夫に質問したのですが、お義父さんが頑固で嫌がっているとのことでした。
義父の意見を尊重して決めたことでも、家族が辛かったら方針変換したら良いのに・・・義理の父母の場合、嫁の立場では強く言えないため、もどかしさもありました。
亡くなる数か月前に、終末期医療を行っている医療センターのお世話になったそうです。
今ではあの世で見守ってくれている
亡くなった義父も実父も、今ではあの世でみんなの生活を見守ってくれている。
そんな今、思うのは「人生100年時代、がん・認知症・様々な病気に多くの人がかかる」という事です。
認知症は以前の人柄とは全く別の人柄になってしまう場合もあります。
介護が負担・辛いと感じる前にプロの手を借りる事は大切。
限界まで我慢するのか?介護したいのか?、負担と感じる前に対処するのか?、
それは、その家族で決める事ですが・・・。
私は我慢するのは良くないと思っています。
家族が考えて出した介護の答えは人間の数だけある
今回、実父や義父の介護の事を綴りましたが、どちらの介護もその家族が考え出した答えです。
実父や義父が亡くなってから言えることは、家族は自分たちなりに最善を尽くしたと思う事が大切だということ。
介護の答えはひとつじゃない
人間の数だけある
これは整理の考えにも通じると感じています。
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