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ミンバのロドビフ記録

ロッドビルド+フィッシング⇒ロドビフの記録です。
時々、自転車も出てきます。

昨日の夜は大学教員時代の学生4人と飲み。

久しぶりだなぁとおもったら実は4ヶ月前にあったばかり。

 

某3大外資系コンサルで7年目の強者に、某外資系紅茶パックメーカーの日本の営業トップをやってる人、醤油メーカー最大手の研究職、某製薬企業の知財担当の4名。

 

私が教員になりたての頃の学生さんで、年の差は5つぐらいしかないけどみんなすごい出世しててすごいなぁと。でも会話の内容は95%風俗の話で非常に低俗で、でもまたそれが面白くてよかった。

 

久しぶりに終電で帰り、とてもじゃないけど竿作りはその日はできませんでした。

 

今日は在宅勤務なのだけど、仕事が非常に思ったように進まずにイライライラ。連日の疲れとお酒で睡眠の質が下がっているのもあるのか、本当にストレスを感じながら疲れ果ててしまいました、、、

 

それでもちょっとは作業しようと思い、削ったグリップにエポキシコーティング。

カーボンパウダーに、カーボンロービングを短く切ったものを混ぜ込み、主に中央のがたがたになっていた部分を重点的にコーティング。

 

このまま硬化させて、また削って微調整して、またコーティングしてー、、完成はまだまだ遠そうです。来週は海外出張なので8月中にできるかなぁ、、、ちょっと不安。

 

昨晩から作り始めたグリップ。

朝起きて、早速マスキングテープを引っ剥がしてみたところこんな感じ。

 

素晴らしくガッタガタ(笑)

 

とりあえずこのまま仕事終わりまで放置して完全固化。

 

今日は来週の出張に向けてアポ取りで残業。21時まで仕事やって帰り着いたときには11時前。ご飯食べたらもう11時半。

でもここから頑張って成形作業。ダイヤモンドヤスリで水に濡らしながらひたすら段差を削りまくる。

 

とりあえず真中部分の激しい段差をなくすので精一杯。1時間削り続けました。

一旦このまま完全に乾かして、明日以降でカーボンパウダー混ぜ込んだエポキシで厚めに塗り塗りすればそこそこどうにかなるかな。

全体的なシェイプの調整はその後かなと考えています。

 

果たして上手くいくのか。。。手間とコストだけはどんどん積み重なっていきます。。。

 

今週末は金土で展示会。休日出勤。。。

土曜も片付けをしてから帰ると夜遅くになってしまい、体力的にOUT。酒を飲んで夜釣りも朝釣りもキャンセルで体力回復に。

そんな訳で、2週連続で釣りに行かないことになったので、日曜は、遅遅と進行中のカーボンソリッドティップのエリアトラウト・アジングロッド作成に手を付けました。

 

ガイドセッティングに悩みつつも、楽天のポイント還元率が高いタイミングを見計らって買い揃えたりしていましたが(ガイドについてはいずれ書きます)、実際の作業は全く進行していませんでした。

 

その理由はグリップのデザイン・コンセプトに悩んでいたため。

 

エリアトラウト用であれば特に感度もいらないし、グリップキットを買ってつけてしまえばOK.

でも、アジングも兼ねたいとなると、それなりの感度は欲しいから、流石にトラウトロッドのグリップはよろしくない。

そうなるとカーボンパイプベースのグリップになるけども、何か同じようなグリップまた作っても面白くないしなーと、、

もんもんと考えるだけで何も手が動かない日々が続いていました。

 

色々ネットを調べてるなかでたまたま目についたのが、ワールドシャウラテクニカルエディションの2024モデル。

尊敬する王様こと村田基さん監修というところが個人的に熱い。

 

 

2024年の新作は、コルクがなくなり完全にカーボンのグリップになり真っ赤。ラチェット音までするラグジュアリーな仕上がり。

この竿のグリップ構造をどうにか再現できないかと。

 

オリジナリティなんて全く無く、コピー品というところが私の残念なところではありますが、それを素人の試行錯誤で作り出そうというチャレンジ精神だけは自分で褒めてあげたいと思います笑

 

まずはどんなサイズ感なのかの情報集め。現物はもちろん持ってないので、ネットの情報より。調べるとシマノのHPにグリップ長が174mmとの記載あり。どこからどこまで測ってその長さなのかまでは明確ではないですが、おそらく下側のリールフードの端からの長さだろうと推測。

 

そしてHPの画像をスクショして、パワポ上でグリップの長さが174mmぐらいになるように画像サイズを調整し、各ポイントに線を引いておおよその寸法を予測。

 

この構造を完璧でないにしろ似たレベルで再現するための戦略として、一番下に絵で書いた様に、各所に適当な太さのカーボンパイプなり、先日折ってしまった玉の柄のパイプ材を足場として配置し、丸ごとカーボンブレードホースで包み、エポキシで固めあげること。

 

戦略を考えるのは良いのだけど、実際にやるのは難易度が高い。さてどうしたものか、、、、と色々考えましたが、カーボンパイプを固定するとなると、本番のブランクでやる他なく、上手くいってもいかなくても、その後の修正、微調整が大変。しかも現実的な問題点として、手持ちの2種類のカーボンブレードホース太さが、帯に短し襷に長し状態。グリップのくびれ部をカバーできる細さのブレードホースは、末端の太いところには対応できず、逆に太い方のブレードホースは、真ん中の細い場所が細すぎる。。。

12〜40mmのブレードホースがあればちょうど良かったのに。。。

 

 

というわけで、カーボンパイプをベースに使って造形するのは無理。ブレードホースを購入すればいけるかもだけど、在庫切れだし、失敗時に取り返しがつかないリスク高すぎる。いつもならここで作業に入らず止まってしまいますが、折角の日曜の時間を無駄にしたくないと、せっかくやる気も出てるし、何かやろうと考え、「寸法わかったんだから、粘土で似た形作ればいけるんじゃね?」

 油粘土で可能な限り寸法を再現してみました。頭の方はリールシートに突っ込みながら中心を合わせて造形したので出っ張ってます。

ただ問題はその強度。この後、カーボンブレードホースを巻きつけるなり、貼り付けるなりして、最終的にテープで締め上げて固化させますが、その作業のときに形が変わっては意味がない。

 

 そこでやってみたのが、ダイソーのUVレジンを塗り塗りして固化。

 

レジンを全体に薄く、だけども穴があかない程度には厚く塗り拡げ、UV照射で固化させました。

 

ちょっと表面は完全に固化せずベタつくものの、軽く叩いたり力を加えたぐらいでは変形しない程度の強度をもたせることができました。

 

もうここまで来たら行ってしまえと、カーボンブレードホース、太さが足りないところは半分に切って張り合わせればいいや!とやってみましたが、、、まあ大惨事。。。(泣)

 

でももう後には引けない、、ほつれる末端を瞬間接着剤をスポットで挿して固定しながら、グリップの太い部分もカーボンブレードホースを被せて、エポキシコーティング剤を塗りたくって、曲線用マスキングテープで締め上げる。

 

うーん、ガッタガタ(笑) まぁ、、、綺麗にカチコチに固まってくれさえすれば、後は削って表面整えれば形にはなる、、と信じています。現状、一番の不安点は中心が取れていないこと。。。引っこ抜いて、いざ本物のブランクに挿して、リールシートと合わせてみた時に、使えないレベルで中心がずれていたらもうどうしようもありません。。。

 

このままゴミ箱にポイーっとなる可能性も大ですが、引き続き作成続行してみようと思います。

明日の仕事終わりが楽しみのような不安のような。。。。