宮崎への帰省前日に完成した4ピースアジングロッド。
とりあえず繋いで軽く振った分には音鳴りもしないし、曲げも良い感じ。
機内手荷物持ち込みサイズギリギリで空港で長さ測られて、少しビクビクしながらも無事、ジェットスターにて一路、宮崎へ。
そしていざ釣りに行く当日の夕方頃、夜の釣りに向けてドラグでも調整するか、と初めてリールを付けて、ラインを通して、竿を曲げながらドラグ調整。
ここで悲劇が。。。
ラインは使い古して毛羽立った0.1号の極細PE。ぐぃーと引張り、ドラグをいじっていたら突然にバチンッ!&カンッ!
傷んでいたラインが切れて竿先が床に。。。
竿が抜けた?、いや違う、、
トップのつなぎ目のフェルールが破断。。。
ショックのあまり沈黙。。。。
確認するとソリッドカーボンの繊維が剥離したように折れており、フェルールを作成時に思いっきり捻ってしまったことが頭をよぎりました。。。あれで強度が下がっていたのか、と。
冷静になってとりあえずまずは友人に連絡&竿使えるのある?の確認。幸いエントリーグレードの竿が1本あるとのことで、とりあえずアジングはできることに。。。
しかしながら、どうも諦めきらず、近所の釣具屋に行き、飛行機で持ち帰ることを考えてパックロッドのアジングロッドがないか物色。当然、そんな竿などおいておらず、というかまともにアジングロッドすらおいておらず、竿の新調は断念。
そもそも市販品の竿じゃぁ満足できないし、私はチタンロッドの自作の竿が使いたいんじゃ、ということで、どうにか使えるレベルまで修理できないかと思い、根巻き糸と釣り用の瞬間接着剤を購入。
カーボン繊維を綺麗に合わせながら折れたフェルールを差し込み直して、根巻き糸でギッチギチに巻き固めた上で瞬間接着剤で固定。
振れるぐらいの強度が出れば、、、と思って素振りすると当たり前ですよね、あっけなくポキッ。
もう、綺麗さっぱり折れて、どうしようもなくなったので使用は断念。大人しく竿を借りることに。体調悪い中、気合い入れて竿作りから準備してましたが、ものすごく残念な結果に。夏に帰ったときも渓流で携帯なくすし、毎回、宮崎で釣りするときやらかすなぁと思いました。。。
そして釣りは垂水新港へ。私は初めて行く港で、外海に大きくせり出した堤防が特徴的な港。フェリー乗り場周辺には多少常夜灯があるものの、堤防側はライトのない環境。
先端の赤灯台の部分は先行者が居るようだったので、折れ曲がった堤防の角に陣取って釣り。
この日は、残念ながら満月。満月は釣れないんだよなぁと思いつつも釣りを開始すると餌釣りの方は1投1匹ペースでヒット。釣れるのはサバちゃん。
すげー、垂水港のポテンシャル!と興奮して投げつつも、アジングの方はなかなかヒットせず。そもそも飛距離が足りてない感じ。
滅気ずに投げ続け、フォールで誘っているとトン、と控えめな当たり。
あわせるとよく引く。おー、でかいでかい、でもアジっぽくない、傷んだPEラインで抜き上げられるか??と不安になりながらもどうにか上がったのはサバ。
サイズはそこまでだけど、良い引きしてくれたので満足! アジではないけど、ひさしぶりにアジングのフォール中のアタリに対してあわせる、って感じで連れたので大満足。タダ巻きで釣れるセイゴよりは釣ってやった感があって好き。
ただ、1時間もすると餌釣りも含めて沈黙気味。。。
やっぱり満月かなぁー
その後、一睡もせずに徹夜で釣り続け、朝方まで餌釣り、ルアー釣り、アジングとやり続けて、途中、念願のアジを2匹アジングでゲットし終了。
友人N氏には行き帰りの合計4時間の車の運転から竿まで全部アレンジしてもらって多謝!
今度はぜひ千葉に来て、宮崎にない管釣りと、入れ食いのセイゴ釣りを楽しんでください!
竿は残念でしたが、1年の最後に久しぶりに行った釣りで目的のアジが釣れた大満足な釣行でした。