反抗期の中2娘の扱い方 | うさぎのきもち

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日常の中での気付きや感動を綴ります。

中2の娘は、いわゆる反抗期だと思う。
それに加えて、寝起きは非常に不機嫌。
家族だったら、不機嫌をまき散らしてもいいと甘えている。

それを非難するとさらに反抗的になる。
それは分かっているのに、ついこちらもイライラして論理的に非難してしまう。

うまくやるコツとして、なんとなく分かってきたことがある。

①とにかく、やっぱり、まず話を聞くこと。
普段から話を聞いているとベースの信頼関係が作られる。
朝や、眠い時(夕食前とか)は機嫌が悪いから、
向こうから話してくる、学校から帰宅したとき。
今日部活でこんなことがあった、友達が/先輩がこんなだった、
そういう話を、理解しようと思って聞く。
こちらから指摘やコメントは基本的にしない。
いいとか悪いとか、こちらから評価しない。
聞いて理解すること、そして娘との関係を作ることが目的だから。

②かつての自分と比べない。
娘に対するいら立ち(脱ぎっぱなし、宿題ちゃんとやらない、寄り道が多い、親の言うこときかない・・・とか)の多くは、
「自分は子供のころ、ちゃんとしてたのに」という視点からの感情が多いことが分かってきた。
本当は自分だって、もっと遊びたかったし、本当に親に口答えしたかったし、好き勝手きままにしたかったのに、
というような、子供のころに抱え込んだストレスを、娘にぶつけているような気がする。
娘は娘。
過去の自分と比べない。
過去の自分の観点から、いい悪いを評価しない。
自分と比べなければ、まあ子供は往々にしてこういうもので、
そう大した問題ではない、と思えることも少なくない。
娘自体をちゃんと見る。自分と比べずフラットな目で。
そうすると、受け入れられることも増える気がする。

③娘がいら立っていたら、それに応戦しない。
基本、放っておく。
娘自身だって、たぶんいら立ちたくていら立っているんじゃない。
自分でもどうしようもできないけど、なんかイライラしちゃう、みたいな状態。
それに対して、こちらがさらにいら立ちをぶつけたら、どんどん事は大きくなる。
いら立ちにいら立ちをぶつけない。
大きな声に大きな声で応戦しない。

④「~しなさい」ではなく、「ママはこう思うよ」
こちらから言いたいことがあるときは、
いい雰囲気ができているときに言う。
そして、命令口調じゃなく、ママの考えとして伝える。
中2は、もはや親の言う通りにコントロールできるものではないということを理解する
(小学生だってそうだけど)。
命令されたら反発するのは当たり前。
コントロールしよう、説得しよう、こちらの思う通りにさせよう、と思いながら言う言葉は伝わらないと心得る。
ただフラットに、こちらの考えを伝えて、
その結果判断するのは娘自身だということを、もう諦める。


最近、学んできたことはこういうこと。
子供からの刺激を受けて、親も成長させてもらっている。