「塾に行きたくない」という息子の扱い方 | うさぎのきもち

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日常の中での気付きや感動を綴ります。

最近息子が、「塾に行きたくない」と言います。

楽しく勉強できなくなってる。
しつこく聞いたら、特に毎回の確認テストが嫌らしい。
特に今月は、算数でいつもより上のクラスに紛れ込んだこともあって、
多分他の子よりできないんだと思う。
この前のテストで、みんな70点とかだったのに、自分だけ40点で、
「ちゃんと勉強してるのか?!」と先生に言われたとか。
「さすがにこの問題は解けるだろう」と言われた問題を、計算ミスで間違えたとか。

息子は、自分が「できない子」みたいに言われるのがすごく嫌みたい。
家でもそう。
「やーい」とからかわれるとすぐに癇癪を起こす。

どうやって直していったらいいだろうか。

家で勉強するときに気を付けているのは、
「できない」とか「だめだなー」とか、からかったりしない。
問題で間違えたときに、「違うよ」って言うと怒るから、
「惜しい!」とか、「近い!」とか、クイズみたいに楽しい感じで言う。


あと、ママが判定する人 vs. 息子が答える人(評価される人)みたいな構図を作ると、
ママと戦っているみたいで、険悪な雰囲気になってくるから、
「ママも一緒に考える人」という構図を作る。
息子が答えを出したら、ママも答えを知らない体で、

「うん、そうかもねー、ママもそう思う」とか言って、
一緒に回答を見る。
これで、最近は少し状況改善してきているような気がする。

そんなふうにやりながら、自信を取り戻させたい。
自信がないから怒るんだ。
自分は大丈夫、と思っていたら癇癪は起こさない。
今は間違えたけど、すぐできるようになる、と思えたら頭にこないはず。

 

あと、「どうやってこの性格を直そうか?」って↑で書いたけど、

「できない子」と思われたくない、という気持ちを

"直そう"、"矯正しよう"とこちらが思わないほうがいいみたい。

そうなってしまうなら、こうしよう、とやり方を変えていくだけ。

理想に向けて本人を矯正するんじゃなくて、

状況をつくっていく。

疲れたなら休むし、

飽きたなら、楽しくできる工夫をするし、

やりたくないなら、違うことをやったり。

本人を矯正するのではなく。

実際、「できない子と思われたくない」とか、

馬鹿にされて「なにくそー」と思うことは、頑張る原動力にもなり得る。

あとはやっぱり基本だけど、
「テストで点を取るための勉強」にならないように、よくよく気を付ける。
点取ることだけ目指していると、間違えると辛くなってくる。
内容を学ぶこと自体が目的。
新しいことを知って、理解して、自分の日常をかえりみて「そうなんだー」と思う。
そのプロセス自体を楽しむ。
まだ4年生だから、「楽しく勉強する」「新しいことを知ること自体を楽しむ」力を身につけさせたい。
それができるようになれば、記憶の定着率の上がるだろうし、
アウトプットの力はおいおい身に着けていけばいいと思う。

あと、「塾に行きたくない」に対して、
どうしても行きなさい!とこちらが説得してかかろうとすると、
「絶対行きたくない!」となる。
この前は、
「そうなんだー」ととりあえずその気持ちを受け入れて、
15分ぐらい一人で置いておいたら、
やっぱり行く(正確には、「Swichやらせてくれたら行く」)、と自分から言ってきた。
いい方法はまだ分からないけれど、とにかく説得しようとしたらいけない。
本人が自分で行く気にならなくちゃ。
説得は逆効果。

最近の、息子の扱いに対する学びでした。