人からの要求、自分のこころ | うさぎのきもち

うさぎのきもち

日常の中での気付きや感動を綴ります。

中2の娘が、部活のダンスが思うようにできなくて泣いてた。
明後日の大会に向けて練習してるけど、
自分だけがいっぱい注意される。
注意されることは、自分で動画見てももっともで、でもどうしてもできない。
もっとつま先伸ばして、膝伸ばして、もっと思い切り踊って、とか言われるけど、
どうしたらそれができるか分からないと。

多分、細かい振りのひとつひとつを、言われたようにやることに縛られすぎて、
本来の、「楽しく踊る」とか、「自分がやりたいように体を動かす」とか、「表現する」とか、
そういうことが失われているんだと思う。
確かに、去年の文化祭のときに見たダンスも、
1年生の頃より、縮こまって、硬くなって、のびやかじゃなくなってた。
こわばった顔して踊ってた。

小学校の運動会で、あの子はのびのび楽しそうに踊ってた。
自分らしく踊ってた。
音楽に合わせて、曲の楽しさを表現してた。

多分今は頭で踊ってるし、
人から言われたことを守ろうと思って踊ってる。
音楽を感じる心、感じたままに体で表現することを忘れている。

大人になる過程で、いろいろまわりから縛りが強くなっていくけれど、
それはそれとして聞きながらも、自分の心を大事にしながら伸びていくこと。
自分のやり方で実現すること。
それが一番うまくいくあり方なんだと、

今の経験の中で、彼女は学んでいくんじゃないかと思います。