ギャルとのつきあい方 | うさぎのきもち

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日常の中での気付きや感動を綴ります。


年末に、小学校からの数少ない親友と、久しぶりにお茶した。
子供の話をしながら、自然と自分たちの子供の頃の話になった。
彼女曰く、
私は学年の中での強気なグループ(ギャル軍団)と、
いい距離感で付き合っていたという。
彼女はギャル軍団が怖くて、
近寄ったら、何か自分のことを
悪く言われたらいやだと思って、近づきたくもなかった、
という。

そんなこと、生まれて初めて言われて驚いたけど、
確かに私は、ギャル軍団が怖くなかった。
特にギャルたちのひとりひとりと話すのは、新鮮というか、
普段自分が親しくしている友達とは違うことを言い出すので、
面白いと思っていた。
自分が彼女たちに何か悪く言われるかもしれない、とか考えたことがない。
彼女たちは私と関係ないし、
彼女たちが私のことなんか話題にするはずもない。
何か言われたとしても、そういう考えもあるんだなーぐらいで、
彼女は彼女、私は私、と独立している感覚があった。

でも一方で私は、身近な人にどう思われるか、ということは
人一倍気にする。
そして、そのことをすごくやめたいと思っている。

身近な人だって、本来的には私と関係ない。
私とは独立した別人格。
私と一体なわけではない。
だったら、ギャル軍団と同じぐらい独立した感覚で、
身近な人のことも捉えればいいんじゃないか。
親だって夫だって仕事の同僚だって、
結局は私とは別人格。
きっと私が思うほど私のことを気にしていないし、
私に対して何か言うかもしれないけど、
私自身ほど本気で私のことを考えて言っているわけではない。
何か言ったとしたって一時的。
ずっとそれを思い続けているわけではない。
だったら、
ギャルたちに言われるぐらいの気軽さで、
身近な人に言われたことも捉えればいいんじゃないか。
私を支配するほどの影響力を、
身近な人の視線、言動から感じなくてもいいんじゃないか。

私は誰からも独立。分離された人格。
私と一体なものはない。
誰かに何かを言われても、
ギャルたちから言われたぐらいの中立さでそれを受け止めよう。
自分を縛られると思わずに、
ギャルたちから言われたぐらいの気軽さで、
人の意見を客観的に受け止めよう。
他に支配されそうな感覚になったら、
ギャルとの健全な距離感を思い出そう。