義母むすに学ぶ | うさぎのきもち

うさぎのきもち

日常の中での気付きや感動を綴ります。

今日、小4息子が塾の実力テストだった。
いつもの範囲が決まっているテストじゃなくて、
実力テストだから、特に対策というものはしないで、
そのまま試験に送り込んでしまったら、
息子は、「全然勉強してないし・・・」と、当日になってすごく不安を訴えてきて、
「どうせできないから、クラス下がるから、行っても意味ない」と言い出した。

反省した。
人一倍心配症の息子に、準備なしで試験に臨ませてはいけない。
それは息子にとって辛いことなんだ。
全範囲だから、勉強し切れるわけじゃないけど、
それでもでき得る準備はして行かせるべきだった。
実力試験だから〜、と私の中にも確かにさぼり心があった。

息子は性格的に、「なんとかなる」と楽観的に思う子ではない。
でも、その代わりに、ちゃんと準備をする子なんだ。
それによって安心感をもって現場に臨む子なんだ。
いい悪いではない。
そういう性格だから。
試験=辛い というイメージを作らない方がいい。
辛い経験をさせて慣れさせる、という試練を与えたいわけではない。
楽しく勉強できるなら、その方がいい。

「試練を与える」ということを口実に、
私が怠けることはやめる。
なるべく楽しく安心して勉強できるように、
その環境を整えることに対して、
私自身は妥協しない。
息子自身が怠けることはあるかもしれないけど、
私自身は成り行き任せにしない。
親としてやれることをちゃんとやる。

なんでこんな気持ちになってるんだろう。
新年に、「義母むす」のドラマを見たからかもしれない。
あきこさんみたいに、
逃げも照れもない、
いつも真正面で真剣な親でありたい、人間でありたいと
思う自分がいる。
自分のためでもないし、人目を気にしてでもない。
打算なく、ただ目的に対してまっすぐに向き合う、
ただそれだけのシンプルな姿がどれほど清々しくてカッコいいかを
改めて思い出した。

あきこさんみたいになりたい。
私の新年の抱負。