マンガから見る自動車造形美8 | こちら 第二研究室 遊(ゆう)

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くーさー公認唯一「草むらのヒーロー(草ヒロ)」ブログ

まだまだ終わりじゃない乗り物系マンガに登場する車を探し出して紹介してきているが、今回も乗り物系漫画に登場する作者渾身の素晴らしく描かれた車たちです。

 

 

山本マサユキ ガタピシ車でいこう!!

作者らしき人物が主人公で旧車乗りの実情や車に関した事実に基づいたところもある内容の漫画です。

取り上げたページのフィアットパンダは実際に作者が数年前まで乗っていた車であり、左下に描かれているフィアット500もそれ以前に実際に乗っていた車だ。

残念なことに作者が乗っていたパンダは数年前に故障により再起が難しくなり現在は2代目のスズキジムニーを愛車としてる。

この漫画にはたくさんの車が出てくるが、それなりに特徴をとらえて書かれている。

 

 

中嶋ちずな ガールズ×ロードバイク (全2巻)

女子高生によるロードバイクレースの内容であるが、日本ではあまりツールドフランスのような自転車競技がそれほどまでに人気が高くないためか無理やりな結末で連載が終了した形となってしまっている。

車より自転車は書きにくいというのはまた後で話すが、素人にはどれもこれもうまくかけて入りるように見えてただただ感心する。

初代なのか2世代目なのかわからないがミニである。

室内からの視点で描かれているところも注目するべき点であるだろうが、実車の室内なんて見たことが無いので何とも言えませんが細かいところまで忠実に書かれていることは伝わってくる。

後ろ姿しか描かれてないが、おそらくハイエースだろうという車が前を走っている。

 

自転車漫画というよりも実際の自転車競技においての大会関係者の車としてもスバル車はよく使われていることが多く感じる。

近年ですとこれにも描かれているレヴォーグなどのハッチバック車よく使われてるように見える。

漫画に登場するキャラクターと背景になどの合わせた感じで漫画らしい感じでレヴォーグの特徴がしっかりととらえられて書かれてました。

 

三宅大志 ろんぐらいだぁす! (連載中)

アニメ化もされた作品であるが、こちらも先ほど紹介したものほどではないが、自転車競技のいろんな大会に出たり、長距離を自転車で走って時には名物を食べたりしたりしているきつすぎない自転車漫画となっている。

街中でよく見かえる大手サイクルショップを模した店駐車場には初代プロボックスかサクシードが停車している。

この車もなかなか良い感じに描けています。

 

松本規之 南鎌倉高校女子自転車部 (全11巻)

この作品もアニメ化されている作品で、主人公は坂が多い長崎生まれで鎌倉に引っ越してきた当初は全く自転車車に乗ることができずというところから学校に自転車部を作り、大会などに参加するなどして高校生活を満喫している。

5代目エルフ以外は遠く過ぎて車を書いてあるという認識しかできないが、今まで見てきた車の中で一番よくうまくかけている感じがする。

写真を絵みたいに加工するとこんな感じではという車だ。

 

ランドクルーザー?な車はともかく、またしても自転車には欠かせないスバル車が登場。

私が今最も好きな車のWRXSTIもエルフよりは少々劣る気もするが素晴らしい書き味である。

気のせいかもしれないが、漫画外でアニメを見ているとスバル車らしき車が多々登場しているように感じるのはスバル車が好きだからなのかな。

 

 

宮尾岳 並木橋通りアオバ自転車店 (全20巻)

現在別のシリーズとして今もなお連載されているアオバ自転車という、自転車店がメインの実在する数多くの自転車が作中に登場する。

中には作者が街で見かけた珍しい古い自転車に乗る人を呼び止めて、その人の話をもとにして描かれた内容も書かれており、自転車素人でも自転車の乗り方や整備の仕方や歴史などなどのいろはが知れて面白い。

 

ルノー エクスプレス という自転車店が使う車としては非常におしゃれであるはあるが、これでも立派な商用車なんだ。

この絵を見ているとこの車は欲しくなりそうな気がしてくるほど良い描写だ。

この作者の話によると自転車を書くのは車よりも難しく上手に描くのは大変であるが、基本的なところを抑えて書けば何とかなるそうだが、この作者のように実物を見たことがない自転車でも絵で描いたものでこういうものなんだっとはっきり認識できるものをかけるのはすごいことだと改めて思わせられる。

 

さて次回はと言いたいが、今のところこれ以上の用意が無いのでひとまずまた新たのが見つからない限るこれで終了とするが、これで下自転車漫画からよく車が登場してきたから、自転車や電車などのその他乗り物も見ていけたらと思っています。