プラレールで近鉄シリーズ21を作る その1 | みどりとそらいろの美学

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ゆるゆると、ふらふらと。悔しい場面もあるけれど、無計画でいるのも楽しい。

様々な理由から近鉄に興味を持ちはじめ、近鉄の通勤電車をプラレールで制作したくなりました。
 
しかし、近鉄のほとんどの車両では車体の裾が絞られている、つまり車体下部が少し曲がっているという感じで、種車を何にしようか悩みました。
 

 

種車を何にしようか悩んでいたときにふと見つけた大阪環状線の323系。北総鉄道9800形を制作する際に、冷房装置を複製するために購入していました。結局、冷房装置は京阪から複製することになり、それ以来ずーっと放置していました。

しかし、車体の形状が近鉄にやや似ている、特に323系と、近鉄側の「シリーズ21」とされる車体がかなり似ていると感じ、放置していた323系大阪環状線を使うことにしました。

ただ、もともとは部品の複製のために購入したことから、1編成しか購入しておらず、せっかくなら6両、余裕があれば増結車も制作し10両も組んでみたいと感じ、メルカリで必死に323系を集めました。

 

一度は323系の顔をベースにして顔も制作しようと考えましたが、難しそうだったため、結局一から作ることにしました。

 

 

まずは側面の凹凸を削りました。

この段階では、側面にプラ板を貼り、パテで隙間を埋めようとしていたので、窓などの枠を落とすだけに留めています。

 

 

3つの窓を貫通させ、大きな窓にします。

しかし、それだけでは非常に横長な窓になってしまうので、2mmプラ棒を挟んで窓を縮めます。

 

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なんとなく実車の写真を見ながらイメージ図?を書いてみました。

これ、実車のポイントを掴むのが大変でなかなか書くのが大変でした。

 

 

0.5mmプラ板で顔を作っていきます。

323系の合わせてプラ板を切っていきます。

 

 

試しにプラ板に顔を書いてみましたがこの段階では似るか不安でした。

 

 

恐る恐る、プラ板に穴を開けていきます。

そういえばハンドドリルが100円ショップから姿を消したみたいですね。非常に重宝していたので残念です。どなたか、100円ショップでハンドドリルを見かけたらコメントお願いします(笑)

 

 

まあ似てきましたかね…?

前よりはマシなはずだと思いたいですね。

 

 

プラ板による側面埋めの方針から一転、ドアの枠を削ってみることにしたら意外と良かった。側面埋めなくて良かった。

 

 

前面の形を整えるの、なかなか大変でした。

 

 

スカートどうしよう…と思ったら、E231系山手線のスカートが似ていたと思い出し、移植してみました。

このままではなんか違和感を感じるため、削って近鉄に寄せていきます。

 

 

スカートを限界まで整え、灯具も設置。

だいぶ近づいてきたかな…と思いたいところです。

欲を言えばスカートをもっと削りたかったのですが、強度が不安なのでここでやめておきます。

 

 

顔面に幌のようなものをプラ棒で再現。

大阪難波方、近鉄奈良方共にこの顔を使用していきます。

 

 

顔面を複製し、雰囲気を確かめるために車体に接着。

ホントはスカートと一緒に1つの型として複製したかったのですが、型取りの際に原型を取り出せなくなってしまったため、顔とスカートを別で複製し、あとで組み合わせることにしました。

 

 

当初は2両だけで完成させるつもりでしたが、せっかくなら6両がいいよねということで延長戦。

10両目指して頑張りたいですね。