ハイデラバード便り(その2) | Final Notice
みなさんこんにちわ。ハイデラバードに来てから2回目の週末です。アメリカにいる頃から何度も書いているように、今回の仕事はとても忙しくて、なかなかブログを更新する時間がありません。福岡に居る頃、暇を持て余していた時期がとても懐かしく感じられる今日この頃です。皆さんお元気でしょうか?

さて、先週の日曜日の話になりますが、ほんの少しハイデラバード観光をしてきました。午後から出発して、三輪タクシーで30分ほど走ったところにある、『ゴルコンダフォート』という、砦の跡です。

毎日毎日ハイデラバードの街中の喧騒の中で生活しているので、三輪タクシーで30分ほど走ったところで、大して面白そうなところがあるとは思えず、ハッキリいって期待していなかったのですが、思ったよりも良く整備されていて、少し心が和みました。

ハイデラバード日本人会(そんなものが存在したのか!という感じですが…)のホームページによると、このゴルコンダフォートは12世紀の初めにつくられ、以来その時々の王によって強化が図られてきたものの、17世紀にムガル帝国からの侵攻を受け、廃墟と化してしまった砦だそうです。

入場料はインド人5ルピー、外国人は100ルピーです。(1ルピーは約2.5円) 大体250円くらいなので、特に高いとは思わないのですが、すごい差だ…。

なんだか『天空の城ラピュタ』に出てくるラピュタみたいですよね。


一緒に行った同僚も、『どこかから巨神兵が現れそうだね…』と言っていました。


1つの小さな山を丸々利用して作ってあるので、頂上まではゆっくり歩いて30~40分掛かります。頂上付近にあった祠です。祠の手前で靴を脱がなければならないのですが、気づかずに靴を履いたまま上がってしまい、少し恥ずかしかったです。大きな岩にインドの神様がカラフルに描かれていました。


砦の中腹から撮影したものです。防護柵等が設けられていないので崖の上辺りまで歩いていくことができます。眺めが良くてとても気持ちよかったです。


頂上まで登ると、街と反対側を眺めることができました。


これほどたくさんの緑を見たのは久しぶりの気がします。街中の喧騒はひどいですが、一歩郊外へ出るとまだまだ緑がたくさん残っているようですね…。ハイデラバードの街は近年大規模な開発が行われているそうで、やがてはこの緑も無くってしまうのかも知れませんが…。

ハイデラバードでは、他のアジアの街の例に漏れず、経済的に恵まれない人達をたくさん見かけます。『ヘルプ、ヘルプ、マネー、マネー』と小さな子供を抱えながら手を出してくる母親は何人もいます。我が会社の喫煙所からは、不衛生な湿地帯にトタンで作った小さな家が並ぶスラム街と、マイクロソフト社の近未来的な開発センターを同時に見ることができます。こういう光景を目の前にして、私は無力です。一本のタバコを吸い終えると、またいつものように仕事に追われる時間が始まります。それだけです。何もできません。こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、『恵まれない人達に愛の手を』なんて言葉がバカらしくさえ聞こえます。そう思う気持ちは分かりますが、気持ちだけではどうにもならない圧倒的な現実がここにはあるのです。だから私は、自分自身が生きていくために精一杯頑張ろうと思うのです。自分ひとりではどうにもならない現実を、どうにかしようと思うほど、強い意思を持った人間ではないのです…。

因みに三輪タクシーですが、行きはホテルからゴルコンダまで250ルピーでしたが、帰りは値段交渉を行った結果120ルピーまで値下げすることができました。でも現地の人達はコレくらいの距離を50ルピーくらいで乗るらしいです。ま、私は顔が現地人と違うので、どう頑張っても現地人と同じ値段まで下げることは不可能なんですけどね…。

ということで、これからは毎週1回のペースを目標に更新していきますので、よろしくお願いします!