いつまでも悩んでいてすみません。

今回も、タクロリムスの件です。


専門的に研究している病院へかかり、相談してきました。

この病院へ行くのは、このとき以来。

このときは、タクロリムスを飲んで移植した方が良いのか、相談をしていました。

今思えば、このとき、いつまで飲むのかどうかも相談したら良かったのですが、当時はそこまでは考えが及びませんでした。

単発でセカンドオピニオン受診をしただけだったので、それっきりで。

今回7ヶ月ぶりの受診です。




今回は、前回とは違う先生。

経緯を説明し、タクロリムスをいつまで飲むか悩んでいる気持ちを話しました。


まず、先生から言われたこと。


「お答えができない」



ガーン。


せっかくここまで来たのに。

でも、いきなり相談されても答えられないのかな…



続いてその理由を言われました。

(数字は間違いなくメモしましたが、言い方は、あくまでもニュアンスです)


「何かあったときに僕たちの責任になるから、それはしない。

○○さんは僕とお話ししているから、僕のことを逆恨みすることはないと思うんですけれども、○○さんの周りが僕のことを逆恨みすることが、ないとは言えない。

その人たちは、僕とお話ししていないから。


そういうことも考えたときに、クリニック全体の話で、僕個人の話ではなくなるから。

僕だけ看板を背負って診療しているわけではないから、結果が悪かったときに、責任をおえない。

卵も見ていないし、結果もわからないし。


申し訳ないけど、アドバイスはできない」



いやー、至極真っ当ですよね。

正論過ぎて何も言えない。。。



それでも先生が、このように話してくれました。


「当院のケースを、僕が独り言のように話すことはできる」と。




【先生が教えてくれたこと】


・こちらの病院では、タクロリムスを継続するかをどうか決めるファクターは、制御性T細胞(Treg)の値。こちらの病院で研究を進めており、こちらでは、カットオフ値も存在する。

・その、制御性T細胞の値を今測ったとしても、妊娠前からの比較で判断するため、もう参考にならない。


・(私の現在のTh1/Th2:26.4の数値を見て)これくらいの数値の人は、タクロリムスを飲んでいる人も飲んでいない人もたくさんいる。

・大多数は16週でやめても大丈夫。1割くらいの人は、やめると良くない。9割くらいの人は何もなく普通に過ぎていく。9割に入る自信があったらやめる。(このお話は、タクロリムスで悩まれる方にいつもお話しするそう)


・生後のワクチンは打っても良いけど、効かないから痛いだけ。なんで打つの?と僕は思います。

・これまでこちらの病院でタクロリムスを使用し産まれてきた約1000人の子、奇形や免疫不全などの重篤な副作用はない。こちらでは産後、3歳までの発育を追っているが、問題はない。

・副作用などは、他の学会発表などで見聞きしたことはない。


以上。




ざっとこんな感じですかね。

私のケースに対する個別回答は得られませんでしたが、一般論として、ここまできちんとお話を聞けたら、まあ、良しとするしかないんでしょうね。


先生に最後、思わず、「お話を聞いていたら、ここで移植したら良かったと、思ってしまいました」と伝えてしまいました。

言われても困っただろうけど。


このやりとりをして、診察は終わりました。

先生が、きちんと向き合ってお話ししてくれて、嬉しかったですね。


でも、その嬉しい気持ちよりも、


・タクロリムスをいつまで飲むべきかを今日知ることはできなかった…という、思った成果が得られず残念な気持ち

・胚移植をする病院の選択を誤ってしまったかな…という、過去の選択を悔いる気持ち


この2つが大きく、少し落ち込みました。




受診して聞いてきた話を、夜に夫へも共有して、話し合いました。


「1割良くないことが起こるなら、やっぱちゃんと考えなきゃダメだね。1割って、でかいよ」と、夫は言っていました。

そもそもクラインフェルターという稀な病気を経験したからこそ、感じることなんだろうと思いました。

1%未満の確率を引いてしまった彼からすると、10%って確かに怖い。


移植をする病院をもっと慎重に選ぶべきだったかな、という話もしました。

夫からは「もう過去のことは考えても仕方がないし、今できるベストを尽くそう」と言われ、なんとか私も気持ちを持ち直すことができました。

感謝。



もう1つ、また別の病院へ、セカンドオピニオンをしてきます。

その前に一度、元の病院へ受診して、この件の報告ですかね。

そして今度は紹介状をもらおう。



この件、長々と悩み続けていますが、まだまだ続いてしまいそうです。




<コスト>

2200円(自費)

自費再診料が安かったのは救い。