またまたマクドナルド❗️



以下はこれまでの記事❗️




帝国データバンクに掲載の債権者説明会概要について何回かに分けて考察してみたいと思います。


まずは債権者説明会の概要とこれまでの考察は以下のブログで




今回は質疑応答の内容の考察をしてみます。


倒産速報 | 株式会社 帝国データバンク[TDB]の情報を一部引用しています。


主な質疑応答 


――業容を急拡大させた理由は 

(社長)経済的に通えないという人も通えるように1000教室を目指してやってきたが、半分にも届かなかった。これは急拡大であったと反省している (申請代理人)理念と目標を掲げながらの拡大をしていき、こういう事態となった 


(考察)社長の発言についてですが、税金で急拡大することが間違えているような気がします。そして、公費で儲けたお金でその他の事業を大きくしのうという魂胆も感じられ残念ですね。申請代理人の発言「理念と目標を掲げながらの拡大をしていき、こういう事態となった 」の理念と目標って具体的に何って感じがしますね。漠然としていて弱い感じがします。




――いつから民事再生を考えていたのか? 

(申請代理人)4月後半ごろから相談を受け、金融機関の借入金の返済猶予、スポンサー探索を検討してきた。スポンサーの意向と当社の資金繰り状況を踏まえると、このタイミングでの民事再生が不可避であるとの判断となり、530日の取締役会で決定した 

(社長)4月末に金融機関に支払いの猶予をお願いすることになり、その時に石田弁護士に依頼した。最終的に民事再生が不可避という話になった


(考察昨年まで黒字で運営してきていたということですし、こんな急に民事再生に入るってちょっと変だと思います。おままごとをしているわけではないので、もっと前から危険は察知していたと思われます。コペルプラスであれば4月施行の報酬改定は確かに致命傷になったのかもしれませんが。




――決算書の会計処理は適切だったのか 

(申請代理人)財務状況は財務アドバイザーが精査している状況。スポンサーが確定後に説明する方針 


(考察)まぁさっき書いたことと被りますが、これだけ大きな会社が財務状況悪化が4月後半で把握され、5月後半で民事再生申請ってのは変ですよ。まぁ借入金のことなどいろいろと調整しようとしているのはわかりますが。少し内容がお粗末です。


――524日時点では、4月末から返済猶予となった金融機関の借入金について債権カットは伴わないという説明だったが、1週間たらずで民事再生になった。何があったのか 

(申請代理人)スポンサー候補の意向が示されたのが5月末。その際に民事再生手続きが不可避との最終判断をさせていただいた 


(考察)スポンサー候補の意向が出たのが遅かったのは本当かもしれませんが、ここは調査しないと真偽はわかりませんね。




今回はここまでて、次回以降も質疑応答の内容について考察していきます。