初めに…ASDの原因について💡


1943年にはじめて自閉症を報告・提唱したレオ・カナー医師は、自閉症の原因を冷淡な母親の愛情不足のせいと結論付けていました😅


しかし現代では


ママやパパさんの育て方が悪いからASDの症状が出ると言うのは否定されてます🔦


ASDと診断されたお子様をもつママパパの責任ではないので自分を責めないでくださいね😌


自閉症・精神発達障害の専門家のウェンディ・チョン博士は、下記のように述べてますが、あくまでもこれは一つの考察です😀


・遺伝子は自閉症となるリスクのすべてではない。しかし、その大部分を説明できる


・ガンや心臓病に比べて、遺伝子がかなり大きな役割を果たしていることが分かる


・遺伝子に注目する理由は、それが唯一の原因だからではなく、定義しやすく生物学的メカニズムや脳の働きのよりよい理解につながる方法のひとつだからだ。それにより、介入方法を見出すことができる


といったもの


遺伝


つまり脳機能の問題などが原因だと提唱されていますが


ASDの原因は現在もはっきりとは特定されていません💦


ただし、先天的な要因で脳機能の発達にアンバランスさが生じ、行動面に独特の特性が現れるといった過程は大筋わかっています💡


その特性と生活環境がうまくマッチしないと困りごとが出てきますので、療育や環境調整しっかりしてください😉👋







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以下はこれまでの記事です☺️


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次に…ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)の特徴のこだわりについてお話しします😌






アメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の基準を参照しながらお話をしていきますね🤭


DSM-5における自閉症スペクトラム(ASDAutism Spectrum Disorder)の診断基準の一部を以下に示しますね😧


①常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方


👉こちらクルクル回る、前後へ体をゆする、うちわをずっと振る、呪文のような同じ言葉を繰り返すといったことを示します✔️


自己刺激、常同行動などと呼ばれています⏏️


人との関わりが少ないことから、自分自身で何かしら刺激を生み出して楽しんでいる可能性があります😑


自己刺激、常同行動があまりにも多いと、他のことを学ぶ機会が減ってしまいよくないとされています💦


次に


②同一性へのこだわり、日常動作への融通の効かない執着、言語・非言語上の儀式的な行動パターン


👉同じ服を毎日着れないと不機嫌になる、いつもの道でないと癇癪を起こすといった、こだわりがたくさんあるとされています😅


こだわりがたくさんあると、本人もですが周りの方も困ってしまいます💦こちらは①で話をした自己刺激や常同行動も絡んできます🟠


③集中度・焦点づけが異常に強くて限定的であり、固定された興味がある


👉一言で言うと「興味関心が強すぎるor薄い・狭い」等ことを示しています😑


お肉しか食べない、人に興味がないといったものです😗


①②③分けられていますが、どの項目も関連性があります💦








さらにASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)のコミュニケーションについて説明します😌




今回もアメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の基準を参照しながらお話をしていきますね➡️


国際的な診断基準に照らし合わせて学ぶこと、知ることはとても重要ですので👋


DSM-5における自閉症スペクトラム(ASDAutism Spectrum Disorder)の診断基準の一部を以下に👂


①社会的・情緒的な相互関係の障害


▶︎社会的な面として「集団行動ができない」といったことがあげられます😿


指示が出ても、自分のやりたいことをしてしまうといったコミュニケーションの不成立が問題に繋がっていきます💦


情緒的な面としては「相手の気持ちを無視する」「怒りっぽい」などがあげられ考え方の偏りや主観的な強さが問題を引き起こしてします🙀


②他者との交流に用いられる非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)の障害


▶︎身振りや手振り、表情といった言葉以外に目を向けることが苦手とされています人と人との関わりは言葉だけでなくノンバーバル(非言語)も活用されますので、ノンバーバルを苦手とすると人間関係に支障がでてしまう可能性は高いです🙌


③年齢相応の対人関係性の発達や維持の障害


▶︎ ①や②が生じると年齢相応の人間関係性の発達はより難しくなります💦


集団行動ができなければ友達から嫌われる可能性は高く、そうなると遊ぶ機会が減るため人間関係を学ぶことは難しいです


①②③に加えて、ASDの方は知的の遅れを伴う場合が多いです🤲言葉の習得が遅ければさらにコミュニケーションは難しさを増していきます🙀








最後にASDの診断がおりたら以下のことを念頭に子育てや支援をしてみて下さい😌





以下に医学・療育・教育的な対応を記します😋


・環境調整

環境調整とは、その人の特性に合わせた物理的な工夫や周囲の協力によって、家や学校等で困りごとが生じにくくなるように環境を整えることです😌個人の能力を伸ばす療育も大切ですが、環境調整も忘れないように😋


・症状に合わせた薬物療法

ASDの中核症状である対人関係やこだわりの問題を直接的に治療する薬物療法はありませんが、特性の一部や合併する症状に対して薬が処方されることがあります😀その場合は症状に応じて抗うつ薬や抗精神病薬、睡眠導入剤や気分安定薬、抗てんかん薬などが使用されます😙薬物は副作用があるため、医師の意見を聞いた上で使用有無を考えてみてください🙃


・お子様の様子に合わせた療育

児童発達支援、放課後等デイサービス、クリニック、発達支援センター等で個別・集団療育を受け言葉やコミュニケーション、運動能力などを高めることも必要😚自立してできることを増やしてあげることは、ママさんパパさんの生活を楽にすることにも繋がります😋


・お子様の様子に合わせた教育

療育センター、保育園、幼稚園、小学校(支援学校、普通級、支援級等)、フリースクールなどお子様の様子に合わせた教育を選択しましょう😊無理のない教育をオススメします😅


・自治体との協力

市や区役所、福祉事務所等の福祉に関するスペシャルな人たちとの関わりをもつこと😙療育先やイベント紹介、子育て相談にも乗ってもらえます😊また、療育手帳や受給者証なども発行してもらえます🌕


以上です😉


内容濃かったかと思いますが、最後まで見ていただきありがとうございました😊