入試の時期。

この時期になると、思い出すことがある。





自分が中学3年生の頃。


高校入試の前日、

信じられない出来事、、

いや、事件が起こった!







体育の授業で、先生不在の自習。

今思うと、体育で自習って珍しいよね?


確か、ランニングさせられてた気が。。

でも、中学生が真面目に走る訳がない。

各々が友達と遊んでいた。





ちなみに当時の自分はめちゃくちゃ小柄。

なのでよく、ヤンキーにイジられていた…

中学2年生の頃は特に虐められてたな…


↓中学卒業アルバムの集合写真。

写真の真ん中、圧倒的に小柄なのが自分w





んで、入試前日の体育の自習中、


自分は砂場の近くでボケーっとする。

すると、運悪くヤンキーに呼ばれた。


砂場でヤンキー数人に

プロレスの技をかけられる自分。

先生はいないので、

それをとめる人はいない。





こういう時、自分も楽しそうに演じて、

一緒に遊んでる程を装い、

何とか自分のメンタルを保つ。

虐められている事実は恥ずかしいし、

親に申し訳なく思っていた。






一人のヤンキーが、

自分の両足首を握って、

グルグル回りだした!


グルグルと回転しながら、

遠心力で自分の体は宙に浮く。






側から見ると如何にも虐められている構図!

恥ずかしいし、親にも申し訳ない。。


なので、必死に

目がまわる〜ww


と楽しそうに言って、

一緒に楽しんでるように一生懸命に装う。






その時、ヤンキーが

握っていた足首を離した!





当然、頭からすっ飛ぶ自分。







んで、

砂場の端に置かれていた、

鉄板みたいのに頭から直撃!







自分の次の記憶は、

目を開けるとヤンキーに囲まれてた。







-ヤンキーたち-


おいっ

いちみ、大丈夫か?

よかった、目を覚ました!







この頃の自分は、

勉強が全くできなかった。

勉強できないのはずーっとだけどw


中学3年生の自分が進学できる高校は、

底辺のヤンキー高校くらい。。





でも、、それでなくても、

中学校で虐められている自分。

ヤンキー高校に行ったら絶対に地獄!


心配した先生が、

少しレベル高めの高校を受験させてくれた。







ちなみに自分、、

勉強は全くできなかったけど、

先生にはめちゃくちゃ可愛がられていた。

校長先生ともあだ名で呼び合う間柄だったw



そんなこともあり、今思うと、

先生方は色々と配慮してくれたんだと思う。








なので、

冒頭のヤンキーに投げられ

頭をぶつけた頃の自分は、

受験のことが気になっていた。


だって、その高校を落ちたら、

最底辺の極悪ヤンキー高しか残ってない。

かと言って、、

受験勉強する訳ではなかったのが自分でも不思議。







話は戻って、、

目が覚めるとヤンキーに囲まれてた自分。



-自分-


今日、、何日?


頭をぶつけた衝撃で、この時、

自分の記憶は1ヶ月前くらいに戻っていて

「受験勉強しなきゃ!」と焦っていた。









-ヤンキー-


いちみ、大丈夫か?

明日、、受験の日やぞ!!






頭を強打したせいで、

受験1ヶ月前の記憶になってる自分、

急に受験前日だと言われパニックに!








-自分-


うそ!?

ヤバい、

ヤバい、

ヤバい!

あー、、

どうしよ!?

あー、、

もうダメだ〜






パニック状態の自分を見て

パニックになるヤンキーたち!






-ヤンキー-


おい!

いちみ、、しっかりしろ!

これはあかん!

マジであかん!!


保健の先生呼んでこいっ








多分、ヤンキーたち、

自分が大丈夫そうなら、

先生に言わずにやり過ごす気だったと思うw


だって、、体育の先生、

めちゃマッチョで鬼のように怖かったから。







んで、ここから

また記憶がなくなった自分。


多分、また気を失ったんじゃないかな。






で、次に記憶あるのが、

入院して病室にいる場面。


今でも一部分の記憶しかないし、

その記憶も曖昧なんだけど、、




覚えているのは、

校長先生がお見舞いにきて、


いっくん、大丈夫か?

申し訳なかったな〜

明日、校長先生が迎えくるから、、

受験会場の高校まで一緒に行こうな!


と言ってくれたこと。

実際に翌朝、校長先生が迎え来てくれて、受験する高校まで車で送ってくれた。

んで、自分は別室で一人で試験を受けた。







あと、夜になって、

自分を投げたヤンキーと、

そのお父さんが謝りに来た。


そのお父さんが、、

めちゃくちゃイカつくて、

見た感じ、完全に映画に出てくるヤクザだった。。


怖くてビビった自分が、

ヤンキーのお父さんに逆に謝り倒したこと。







受験当日、

会場で会った同じ中学校の友達に、


いちみ大丈夫か!?

学校中でいちみの頭が狂ったって

めちゃくちゃ話題になってたで!


と心配された。







その友達に、自分は言った。


いや、、

ラッキーやってん。

これでこの高校落ちても、

言い訳できるやん?

マジで助かったわw







この頃から、

何でもラッキーに変換する能力があったw








ちなみに、受験結果はダメだった。

この合否結果でも人生最大級のトラウマに。


そのお話は、また今度の機会に。。






ちなみに、ちなみに、、、


人生終わったと思った高校受験から

たった4年ちょい後には、

妻と運命の出会いがある。





人生は、本当に山あり谷あり。。

でも、、

生きてたら、必ずいいことは起こる!









↓合格発表の記事を追記




長年かかったけど、

虐められていた事実もラッキー変換済みw