自分の両親はあまりお金に頓着ない方。





自分が子供の頃、


母親は専業主婦で、

子供も多かったので裕福ではなかった。






でも、、両親は、

もっと、お金稼ぐぞ!

もっと、資産を増やすぞ!


みたいな気概は、そんなにない感じ。






父親が稼いでくるお金の範囲で生活する。

そんな家庭だった。


まぁ、父親は安月給の若い頃は

アルバイトもしていたらしいけど。









んで、本題、、、







今思うと、


自分が中学生か高校生の頃、

明らかにお金に困っていた時期がある。


引っ越すとか、そこまでじゃないけど、

お金のやりくりに困っている感じ。









子供ながらに薄々気付いていたけど、


父方の祖父が商売をしていて、

時代の流れもあり、商売が傾いていた。

借金がまぁまぁで、返済の目処が立たない。


そんな状況だった様子。








その頃の自分は、何となく、

お金が必要なんだなぁ。

と漠然と思ってる程度。









そんなある日、母親が、


いちみ、

宝くじ買いに行くよ!


と言って、電車に乗り、

大阪の梅田に連れて行かれた。







それまで、

宝くじなんか、買ったことない我が家。。


母親は気合いが入っており、

確か5万円分くらい購入。








帰りの電車で、母親がいう。


お母さん、、

当たりそうな気がするねん!

神様にもお祈りしてるし。








あぁ、母親は宝くじを当てて、

おじいちゃんの

借金を返そうと思ってるんだな。


と、わかった。








母親がそこまで言うなら、

本当に当たるんじゃないか。

と思っていた。

母親は運に恵まれているタイプなのだ。










んで、結果は、、、







まぁ、当然ながら、、


当選したのは、

下一桁の一番低いのが数枚だけ。。








母親は、

そんなに甘くないわねw

当たると思ってたんだけどな〜


と笑っていた。











自分が今、この歳になって、

この話を思い出してホッコリするw







昭和時代の専業主婦は、

多分、かなりの世間知らずだったと思う。


だって本当に、

家事と育児しかしていなかったから。

しかも今みたく情報は溢れかえってもない。

少なくても自分の母親はそうだった。








そんな世間知らずの専業主婦の母親が

借金返済しようと考えに考えた結果、、




なけなしの5万円で

宝くじを買う!


という判断。






何だか可愛らしいw

馬鹿にしてる訳じゃないですよ!







結局借金がどうなったかは知らないけど、


そんな母親が、今も

幸せそうにしてくれてることが嬉しい。













母親の運のつき具合はハンパない!