MOON & SUN カズ -3ページ目

MOON & SUN カズ

リニューアル中〜^^

(本日の卦)

 
火 天 大 有 (かてんたいゆう)  九四

 
【卦辞】
大有。元亨。 

 

大有とは大いに所有するの意。「火」が「天」の上にあり、あまねく四方を照らす。

「君子はこの太陽の照明する象にのっとり、悪を防ぎとめ善を揚げて勧めて、大いなる天命に順承することに努める」

 

【爻辞】九四
 匪其彭。无咎。

 

その彭(さかん)なるにあらず。とがなし。

 

「彭」は強く盛ん。勢いのある状態。道理をわきまえ、驕り高ぶらなければ、強運が舞い込む。

 

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筮竹を購入いたしました。

易という神秘の学問を、より深くひもといてまいります。

 

易〜(四書・五経)〜儒学〜朱子学〜陽明学→近代日本の創成、

また、大宇宙とつながる氣の集積と流れ、を

ひもといてまいります。

時間がかかってでも。

 

(本日の卦)
 
地 雷 復  (ちらいふく)   
 

「復」は帰る、戻るの意。

一陽が卦初に来たり復する卦象。

 

月に当てれば一陽来復する陰暦11月、冬至の卦。

これより陽気が次第に成長、亨通する。

 

 

世界の万事万物はすべて相反する性質と

対(つい)になっている。

明るく強く活動的であるのを「陽」と呼び、

暗く弱く静かな方が「陰」だ。

 

「陽」と「陰」は相対的な呼び名であって、

ある「陽」も、もっと強い「陽」の前では「陰」となる。

 

満月は太陽から見たら陰だが、

三日月から見たら、陽だ。

 

「陰陽」はまた、「陰」から「陽」へ、

「陽」から「陰」へ

無限に循環する。

 

四季の変化が好例である。

 

太古から変わらないこの無限の循環が

「陰陽」の基本モデルであり、

これを「消長」という。

 

「消」は消滅・衰退

「長」は成長・清流

 

「陰陽」のもう一つの性質は「感応」と呼ばれる。

 

「感」働きかけ

「応」それに対する反応

 

たとえば男(陽)、女(陰)の「感応」によって子供が生まれる。

 

 

Moon&Sun

 

(本日の卦)
 
地 天 泰 (ちてんたい)   二爻
 

地が上にあり、天が下にある。すると「安泰」。

 

普通、「天」が上で、下が「地」では。と思うが、

易の世界ではこれは「否」

 

天にいるべきものがへり下り、

下のものが上を尊敬することで「交わる」。

 

【卦辞】

泰。小往大来。吉亨。
 
「泰」は安泰。天地交わりて万物は通じる。
 
【爻辞】九ニ(きゅうじ)
包荒、用馮河、不遐遺、朋亡、得尚于中行。

 

荒れ穢れたものたちをも抱容し、
徒歩で大河を渡るほどの冒険をし、

遠くの才徳のある知人を忘れず、
私的な利害を滅却し前進することとで、

中行にかなう光大な徳を得る。


 ◎交わり、動き、絶えず変化するところに
 64卦の面白さ・解釈があります。

 

「不易」…太陽の運行、季節の回り、宇宙の摂理

「変易」…人の容姿、環境、創造活動

 

不易を知り、変易を心得ることで、

絶えず成長していきたいものです。

 

Moon&Sun

 


 

(本日の卦)
 
地 風 升 (ちふうしょう)  六五
 
【卦辞】
升、元亨。用見大人。勿恤。南征吉。
 
万事順調にいく。大人(立派な人物)に会うであろう。心配することはない。南に行けば吉。
 
快晴の卦です。
 
【爻辞】六五(りくご)
貞吉。升階。(貞しくして吉。きざはしをのぼる)
 
 升階(きざはしをのぼる)という語が、「志を持ってゆっくり階段を登る」情景を思い浮かべ、前向きな明日を想像できます。


週末は易経講座!
 

【ミニコラム004】

 

ユングの「共時性」

 

ふつう「原因」があるから「結果」があります。

「食べたら」→「太る」

「呼んだら」→「来る」

「叩いたら」→「泣く」

 

これを因果律(因果性)と呼びます。

 

ところが、この因果律では説明できない現象が、たびたび起こります。

 

「彼女のことを思っただけなのに」→「街で再会する」

「夢に出てきた彼が」→「死亡する」

「噂話をしていた友達から」→「電話が来る」

 

このように「原因と結果のつながりを説明することが難いが、単なる偶然と考えるにはよく出来た事柄」をユングは『共時性』と名付け研究します。

 

ユングが「共時性」の発見に至る過程で深く研究したのがまさに「易」なのです。

 

「易」の持つ科学性、すなわち64(卦)×6(爻)に織り交ぜられた森羅万象が、人間のプログラムにマッチして、卦を立てたときに人の潜在意識とあいまって「意味ある偶然の一致」に結果を導くことに着目します。

 

筮竹などで「卦」を「導き出す」ことで「心の中で思っていること」(小宇宙)と、「現実に起こること」(大宇宙)が、 偶然の確率よりも、はるかに高い確率で一致することを、被験者(患者)を対象とした易占で実証するのです。

 

(つづく…)

「ぼくと1ルピーの神様」

ヴィカス・スワラップ  (著), 子安 亜弥 (翻訳)

 

みやざき中央新聞 9/4号の社説からの紹介本

絶版とのことで図書館で借りて読みました。

 

確かに面白い、と思いましたが、何より水谷もりひと編集長の「紹介力」の凄さに参りました(笑)

 

僕はあんなふうにうに、わくわく駆り立てるように

紹介できないなぁ。

 

ルピーだからインドが舞台。一人の少年が『10億は誰の手に!』というクイズ番組に出場して12問全問正解を勝ち取る。

 

しかしすんなりとは賞金は渡されない。

そして、

なぜ少年は全問を正解する幸運を得たのか。

 

全編を通じてインド下層社会の『陰』を浮き彫りにし、

貧富の差、人間のズルさをあぶり出し、
そして章ごとに繰り返される凄惨な「死」。
ゲイと少女売春と麻薬と嘘と泥棒と、

 

新聞の社説では「中高生向けのエッセイで薦められていた…」と書いていますが、「え、ホントに? ま、現実を直視する、眼と心を養うには良いのかも 」と思いましたが、

はっきり申しまして、

健全な青少年に読ませるのは反対です(笑)

 

もっと読むべき本はいくらでもあるのに、

が私の偽らざる感想です。

読む人を選定する本だと思いました。

 

もちろん、

ためになる、精神の血となり肉となる、部分も沢山ありました。

 

…なぜ少年は全問を正解する幸運を得たのか。

 

 

「運は自分で作り出すもの」

 

この最後の一文に、この小説の良さが凝縮されているように思います。

 

(本日の卦)

 
火 天 大 有 (かてんたいゆう)  六五

 
【卦辞】
大有。元亨。 

 

(象伝)火の天上にあるは大有なり。君子を持って悪を留め善をあげて、天の大いなる命に従う。

 

快晴の卦です。

 

【爻辞】六五(りくご)
 厥孚、交如。威如。吉。

 

威厳と威信が交差する。そのことで上のものは威厳を保ち、下のものは志を高くする。
威厳が保たれ、周りの人を引き上げようしている人には誰もが信頼と尊敬の念を抱く。

 

 

【ミニコラム003】

 

僕は今「朱子学」と「陽明学」を勉強しはじめています。
これらが「古代」の易経と「現代」をつなぐ重要な「架け橋」となっていると思うからです。

程伊川が『周易程氏伝』をまとめなかったら、朱熹が『周易本義』をまとめなかったら、続く学者は「易経」をひも解くに苦労する。そもそも朱熹が四書五経を四書五経たらしめなかったら、それらは現代において今ほどあがめられてないだろう、と。

それにしても「王陽明」や「朱子学」に関する本のなんと多いことか。

ちなみにそれら「入門書の類」を何冊か読んでみましたが、とても難しい。。。



 

(本日の卦)
 
火 雷 噬 嗑 (からいぜいごう)  六五

 
【卦辞】

噬嗑。亨。利用獄。 
 
噬嗑(ぜいごう)は噛み切る。

歯にはさまった一本の異物を噛み切る。

 

火=離=電(いなずま)、雷=震 

 

【爻辞】六五(りくご)
 
噬乾肉得黄金。貞厲。无咎。

 

干し肉を噛んで、黄金を得る。

正しく貞であれば、問題無し。 

 

【ミニコラム002】

 

翌日が「大人の遠足」、しかし外は大荒れ。

翌日の天気図は、台風は東北に抜け、

心配は吹き返しと、ぬかるんだ山道。

 

「疑念を断ち切る」思いで「決行」したところ、

亨。問題なし、でした。

 

(本日の卦)
 
山 火 賁 (さんかひ)  上九

 
【卦辞】

賁、亨。小利有攸往。 
 
「賁」は文飾。かざるの意味。

柔剛、すなわち陰陽交わり(天文)、

文明(火)でよろしきにとどまる(山)(=人文)

 

よろしい卦。ただし度をすぎす、小利有攸往(小さく往く範囲がよろしい)


【爻辞】上九
 
白賁。无咎。
 
上九は賁道の極。賁飾極まれば白に返る。

いろいろ着飾っても、結局は白(無垢)に帰る。

白は美しい。


 

【ミニコラム001】

易経は「四書五経の筆頭にあげられ…」と言われます。

四書五経、は儒教の経典

(五経:易経、書経、詩経、礼記、春秋)

(四書:大学、論語、孟子、中庸)

 

その体系を成したのは、朱子学の重鎮、朱熹(1130-1200)

朱熹は「周易本義」を編纂しています。

 

写真は『朱子学と陽明学』島田 虔次著 岩波新書



易経講座(三日月の会)

山 火 賁

(本日の卦)
 
風 山  漸 (ふうざんぜん)  五爻
 
【卦辞】(卦全体の意味)

漸、女帰吉。利貞。 
 
(漸は女のとつぐに吉。貞しきによろし)
 
「漸」は漸進、次第に、ゆっくり進の意。

ゆっくり大成する。山上の樹木が漸次に成長し大木になるがごとく。

結婚を考えている女性がこの卦を得ると文句なく吉のようです(??)

 


【爻辞】九五:下から五番目の陽の爻。
 
鴻漸于陵。婦三歳不孚。終莫之勝。吉。
 
「鴻」水鳥、「陵」は丘。水鳥がゆっくり丘まで上がる。

妻は3年孕まない(??)、しかしながら五は君主の位置。中正の道は必ず願いが通る。
邪が正のに勝つことはできない。 最後は吉。


 ◎根気が大切。解決を信じてゆっくり確実に進むなり。

易経講座 入門 9月

 

(本日の卦)

 

天 水 訟  (てんすいしょう)  二爻
 
【卦辞】(卦全体の意味)

訟有孚塞。惕中吉。終凶。利見大人。不利渉大川。 
 
(訟は孚(まこと) ありて塞がる。惕(おそれて)中すれば吉。終われば凶。大人(たいじん)を見るによろし。大川(たいせん)をわたるによろしからず。)
 
訟は訴訟の意。上が「天」で、下が「水」。交わっていないので、訴訟は避けられない。強引にならず、和解策に転じる心構が吉。最後まで訴訟をやり抜く(争い合う)のは凶。徳のある人に接見するのは良し。何か物事をおこす(冒険するのは)凶。事の始めを慎重にすること。
 
二日前と同じ卦です。
ただし、爻は、今回は初爻です。

【爻辞】九二:下から二番目の陰の爻。
 
不克訟。帰而逋。其邑人三百戸。无[生/目]」
 
(争いには勝てない。帰って謹慎するがよい。村の三百戸程の税を徴収し償えば咎められない)

 
 ◎争いはするつもりはないのですが…無用な争いごとは避けよということでしょう。

 「三百戸程の税を徴収し」というところが不気味です。

易経講座入門8月