(本日の卦)
地 山 謙(ちさんけん)三爻
大地の中に山があるのは謙。謙虚、謙遜の「謙」です。
低い態度の中に高い徳を蔵するこの卦の「象伝」には、
「君子(人格者)は多いものを減らして少ないものを増し、物の多い少ないを考えて公平に施す」
「慎み深くしていることが世間に知られると、正しい行動によって良い結果がえられる」
とあります。(田中 佩刀 著 全訳 易経)
日頃ちょっとしたことで傲慢になっていないか、頑固になっていないか、を振り返るとともに
素直に受け入れることのできていない自分を反省します。
続けて三爻には
「苦労して仕事をしながら控えめにしている君子は、最後には仕事を完成して吉い結果が得られる」と。
謙虚で控えめな所作が、正しく、認められる、と三千年前から言われ続けているのです。
易経は今の自分に一番必要なものを教えてくれる。そんな気がします。
この卦は易経64卦の15番目。「易経を読み深める会」では毎回一卦を取り上げて、その内容を深く読み進めますが、
近いうちにこの「謙」がめぐってくることに、なんと言いますか、安堵を覚えます。











